コロナのストーブは石油ストーブだけでなく、
石油ファンヒーターも販売しています。
石油ファンヒーターを作動させるには、
灯油のほかに電気の力も必要です。
灯油を燃焼させて暖かい風を送る、という仕組みですね。
コロナffストーブは、いわゆる石油ファンヒーターと呼ばれる暖房器具です。
使用方法も簡単で、運転ボタンを押すだけです。
しかし、初めて使うという方は、運転ボタンを押しても、
すぐに作動しないことに驚くかもしれません。
でも大丈夫ですよ!
コロナffストーブは、点火操作から着火までに、
約2分30秒かかります。
ただし、着火までの時間は、室温によって前後します。
冷え切った部屋であれば、もう少し時間がかかるようです。
約2分30秒と聞けば、意外と長く感じるかもしれませんね。
寒い部屋に帰ってきたら、上着を脱ぐ前に真っ先に、
コロナffストーブの運転ボタンを押すことをおすすめします!
点火操作から着火までは時間が少しかかりますが、
運転開始をすれば、温風の力であっという間に部屋は暖かくなることでしょう。
石油ファンヒーターは、部屋を暖める時間が短いことが特徴です。
運転ボタンを押してもなかなか点火しない!と焦らず、
着火するのを待ちましょう。
コロナffストーブエラーe2は不着火…水やゴミの混入ないか確認!
コロナffストーブは、パワフルで暖かくなるのも早いです。
寒い日には一刻も早く暖まりたいですよね。
そんな頼れるコロナffストーブですが、
故障してしまったら困りますよね。
コロナffストーブには、正常に作動しなかった場合、
表示画面にエラーサインが出ます。
そこにエラー番号が表示されるので、
そのエラー番号によって、どんなことが原因で作動しないのかが分かります。
そんなエラー表示番号の中に、『エラーe2』があります。
これはどんなエラーなのでしょうか。
エラーe2は運転の点火操作が2回失敗し、
止まってしまうことです。
つまり、上手く点火できていない不着火、ということです。
正常に点火できないことには、何らかの理由が考えられます。
まず一つ目は、灯油を送る経路に、
ゴミが入っている可能性が考えられます。
そしてもう一つは、同じく灯油を送る経路に水が溜まっている、
という可能性が考えられます。
ゴミが入っている場合は、それをきちんと取り除いてください。
水が入っている場合は、水抜きの作業をしなければなりません。
灯油が送られるフィルターの丸い部分には、
灯油が少し溜まっています。
そこに水も一緒に混入していると、点火ができません。
給油タンクを抜いてから、新聞紙などでフィルター部分の、
灯油と水を吸い取りましょう。
フィルター部分には水やゴミが溜まりやすいので、
エラーe2が表示されることもあるかと思います。
給油をする際に、中のフィルターを覗いてみて、
異常がないか確認することで、多少はエラーを防げますよ。
エラーe2は石油ファンヒーターで、
最も多いタイプのトラブルといえます。
コロナffストーブ分解掃除はコロナサービスセンターに依頼しよう!
ストーブは、長年使用していると汚れが溜まってしまうものです。
気付かないうちにホコリが中に入っていたり、
目に見える場所以外にも汚れは溜まっていきます。
しっかりと掃除をするためには、
やはり分解して中の汚れもきちんと落としたいものですね。
しかし、自分でコロナffストーブを分解するのは難しいでしょう。
壊れて使えなくなったら困りますよね。
そこで、分解掃除はプロの業者に依頼しましょう。
どこへ連絡すればいいのかといいますと、
『コロナサービスセンター』です。
コロナサービスセンターでは、エラー表示のトラブルや、
ffストーブに関する相談のほかにも、
修理や分解掃除の依頼も可能です。
コロナサービスセンターでは、電話受付のほかにも、
インターネットでもメンテナンスの依頼受付を行っています。
電話も365日24時間受付しています。
いつでも連絡できるので安心ですね。
コロナ サービスセンター修理受付専用ダイヤル/全国共通番号
電話番号:フリーダイヤル 0120-919-302
携帯電話・PHS:ナビダイヤル 0570-550-992
インターネットでの修理依頼は、コロナ公式サイトをご覧ください。
分解掃除の依頼は、ストーブが必要な季節には混み合います。
1~2ヶ月と時間がかかるようです。
寒くなる前に、余裕をもって依頼した方が良さそうですね。
コロナffストーブエア抜きは灯油コックを閉じ送油ホースを外して!
続いては、コロナffストーブのエア抜きについてご説明します。
灯油を本体に送る送油管は、曲がったりもつれていたりすると、
送油管の中に空気が溜まり、うまく送油が行えません。
灯油が流れていない状態なので、当然給油ボタンが点滅し、
ストーブは作動できない状態です。
こうなった場合は、エア抜きをしなければいけません。
エア抜きの手順は次のとおりです。
①コロナffストーブの壁面、もしくは床面の止栓バルブを閉めます。
②灯油コックを閉じて、ストーブ側にある送油ホースを外します。
ホースに溜まった灯油が漏れないように、バケツなどの入れ物を用意しておきましょう。
③止栓バルブを開けて、送油ホースから灯油が出るのを待ちます。
④灯油が出てきたら、リセットボタンを押して完了です。
エア抜きすることにより、余分な空気が解放されて、
送油管から灯油がスムーズに流れるようになりますよ。
コロナffストーブエラーe1はフレーム電圧を検知!ススが付着か?
コロナffストーブが正常に作動しない場合は、
エラーが表示されます。
先ほどは、エラーe2の不着火についてご説明しましたが、
続いてはコロナffストーブのエラー『e1』について、
お伝えしたいと思います。
エラーe1が表示されたら、
炎の状態が確認できなかったことを表しています。
原因として考えられることは、
一つは灯油が確認できなかったこと(給油が必要)です。
これは、給油をすることによって解消されますね。
ほかには、フレームロッドの電圧が低下していることです。
フレームロッドとは、ストーブの炎に差し込まれている棒のことで、
電圧を計るためのものです。
このフレームロッドによって、電圧の変化が読み取られ、
着火状態を感知しています。
そのため電圧が規定よりも下がっている状態だと、
失火したと判断し、自動的に消化されてしまいます。
火はついているけど、着火の状態が確認されていない、
ということですね。
一つの原因として、フレームロッドにススが付着している可能性もあります。
付着したススが固まり、
フレームロッドが正常に電圧を判断できていないのかもしれません。
あるいはフレームロッドが曲がってしまい、
ほかの部品に接触していることも考えられます。
いずれにせよ、フレームロッドが原因でe1が表示されていたら、
フレームロッド自体を交換する必要性もあります。
販売店かコロナサービスセンターに修理の依頼をして、
直してもらいましょう。
コロナffストーブエラーe5は気化ヒーターかポットサーミスタ断線!
続いては、コロナffストーブのエラー『e5』について、
お伝えしていきます。
では、e5とはどのようなエラーなのでしょうか。
エラーe5はコロナffストーブの運転ボタンを押して、
予熱を開始してから150秒経過しても、
気化筒の温度が100℃に達していない状態を意味しています。
もしくは、燃焼中に気化筒の温度が、
一定の温度以下になった状態です。
原因としては、気化用ヒーターの断線か、
ポットサーミスタの断線が考えられます。
ほかにも、リード線が断線している場合や、
抵抗値が異常を表している、バーナーサーモスタットに導通がない、
などの原因も考えられます。
このエラーe5が表示された場合は、基本的に修理が必要です。
修理のプロであれば、自分でコロナストーブを分解し、
修理することができると思います。
しかし、自分でストーブを修理できる方の方が少ないですよね。
エラーe5が表示されたら、
販売店かコロナサービスセンターに問合せてみてください。
コロナffストーブタイマーの使い方…時刻設定・運転・タイマーの順で!
コロナffストーブにはタイマー機能が付いています。
寒い朝や帰宅後に、タイマーをセットしておけば、
冷え切った部屋で過ごさなくても済みますよね。
とても便利な機能です。
続いては、そのタイマーの使い方をご説明していきたいと思います。
①まず初めに、時刻を設定します。
『時刻設定』キーを2回押して、タイマー1表示にします。
②次にタイマーの設定をします。
時刻設定と同様に、希望するタイマー時刻に設定します。
『+』ボタンと『-』ボタンを押しながら、時間を選びます。
5秒間操作がない時は、デジタル表示は元の表示に戻ってしまいますので、早めに操作を行いましょう。
③『運転』キーを押します。
コロナストーブの運転中に設定する場合は、押さなくてOKです。
④『タイマー1』キーを押してセット完了です。
運転中の場合は、運転が停止します。
あとは、セットした時刻になれば、
自動的にストーブの運転を開始します。
タイマー機能は点火して1時間運転したら、自動的に消火します。
これは、安全に使用するためです。
消火する際にはブザーが鳴り、『OFF』表示が点灯します。
タイマー運転のセット中に給油タンクを抜いた場合は、
タイマーセットは解除されてしまいますので、
気を付けてくださいね。
反対にタイマーを解除したい場合は、運転キーを押せばOKです。
このようにタイマーの使い方はとても簡単ですよ!
セットしたタイマーは、電源プラグをコンセントから抜いても、
停電後でも記録されているので安心です。
寒い季節には便利なタイマー機能を使って、
部屋を暖めておくと助かりますね。
コロナffストーブリセットボタンは点火しない時に!定油面器が空?
コロナffストーブは、地震による振動やぶつかったときなど、
自動消火装置が働き、火が消えてしまいます。
こうした場合、再度点火しようとしても、火はつきません。
ではどうすればいいのかといいますと、
『リセットボタン』を押しましょう。
ほかにもコロナffストーブが止まる原因として、
定油面器が空の場合があります。
定油面器は、給油タンクから灯油を溜めて置くための場所です。
そこから灯油がストーブ本体に伝わって作動します。
振動によって消火されるほかにも、
定油面器に灯油が入ってない空の状態でも、消火されてしまいます。
そのような状態で消火されたときにも、
リセットボタンを押してみましょう。
定油面器が空の場合は、何度がリセットボタンを押すことによって、
灯油が出てくるので、再び点火できるようになります。
まとめ
暖まるのが早いコロナffストーブですが、
点火しないからといって、焦る必要はありません。
点火までには約2分30秒かかります。
エラーe2が表示されたら、点火が正常に行われていません。
灯油フィルターにゴミや水が溜まってないか、確認してください。
分解掃除の依頼は、コロナサービスセンターまで!
365日24時間受け付けています。
エア抜き作業は、送油ホースを外して行います。
余分な空気を逃がしたら、うまく点火できますよ!
エラーe1はススが原因によって、
フレームロッドの電圧が低下してる可能性があります。
修理が必要です。
エラーe5は、気化用ヒーターやポットサーミスタの断線が考えられます。
こちらも修理を依頼しましょう。
タイマーの使い方は簡単なので、
寒い日にはぜひ活用してみてください!
地震や定油面器が空で消火された場合は、
リセットボタンを押しましょう。
おかしいなと疑問があったら、
コロナサービスセンターにお問い合わせください!