2歳になる頃には幼児食に切り替わっていきますよね。
少しずつ大人に近いものを食べられるようになりますが、
まだ2歳児が食べられるご飯の量は少な目です。
ご飯を作る時、どんな食材をどれくらい摂取すればいいのか、
よく分からないというママも多いでしょう。
そこで、2歳児が食べるご飯や主食の量について、
詳しくお伝えしていきますね。
2歳児が1日に摂取するカロリーについては、
900~950kcalが目安となります。
1日3回の食事に加え、足りない栄養分は、
1日2回ほどのおやつで補うようにしましょう。
まずエネルギー源となるご飯の量についてですが、
子ども用お茶碗1杯分で約80gです。
エネルギー源となる糖質は2歳児の場合、
1日に200~300gを目安に摂取しましょう。
ちなみに、ご飯80gはうどんでは半玉、
食パンでは8枚切りパン1枚、ロールパンでは1個に相当します。
1回の食事で200~300g摂取するのではなく、
朝・昼・夜と3回の食事に分けて摂れるようにしましょう。
例えば朝食にご飯を食べ、昼食にパン、夜にうどん、
といった組み合わせでも必要なエネルギー源を摂取できます。
または、朝食にパン、お昼にうどん、夜にご飯でもいいでしょう。
おやつにパンを組み合わせてもいいですね。
また、糖質だけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど、
ほかの栄養が入っている食材も、上手く組み合わせた食事内容を考えることが大切です。
野菜や果物、肉・魚、豆腐、牛乳などを使った、
バランスの良い食事をとることが大切ですね。
2歳ご飯は1食何グラム?パスタ1/3人分・さつまいも1/2に相当!
2歳児のご飯の量は1日に900~950kcalが目安になります。
これを1日3回の食事や2回のおやつに分けて摂るようにします。
では2歳児の場合、ご飯の量は1食何グラムを摂取すればいいのか気になりますよね。
2歳児場合は、1食全部で300グラムほどを目安に摂取することになります。
栄養バランスを考えて食事を作ることが大切ですね。
では、主食となるご飯の量は何グラムなのかといいますと、
1食80~90グラムが目安となります。
パスタであれば大人の1/3人分、
さつまいもであれば1/2人分に相当します。
ご飯の代わりの主食としてほかにも、じゃがいもは約1個分、
マカロニは大人の1/3人分、小麦粉は大さじ4杯になります。
さつまいもやじゃがいもは、主食として食べることは少ないと思いますが、
サラダや煮物、おやつにも向いている食材です。
子どもが大好きな食材ですよね。
さつまいもやじゃがいもをおかずとして作る場合は、
お腹がいっぱいになりやすいので、
その分ご飯の量を少なめにするなどして調整しましょう。
マカロニはグラタン、小麦粉は野菜を混ぜたお好み焼きにしてもいいですね。
毎食ご飯だけでなくパンや麺類など、
ほかの食材も組み合わせたメニューにすることで、
子どもも飽きることなく食べてくれるでしょう。
2歳児がご飯食べないで母乳は飲む…間隔あけないと食べるはずがない!
2歳を過ぎても母乳を飲んでいる子もいますよね。
しかし、2歳頃から幼児食を食べるようになるので、
母乳は飲むけどご飯を食べない、
といったお悩みを持つママもいらっしゃいます。
さすがに母乳だけでは栄養面が心配になってきますよね。
ではなぜご飯を食べないのでしょうか。
それは、母乳を飲んでお腹がいっぱいなので、
ご飯をもう食べられないということが考えられます。
母乳を飲んでから間隔をあけなければ、
まだお腹がいっぱいなため、ご飯を食べることができません。
大人でも水分をたっぷりとった後にご飯を食べるとなれば、
満腹なので食は進みませんよね。
2歳児も同じく、お腹がいっぱいの状態であれば、
食欲が出なくてご飯はいらないとなってしまいます。
ご飯までの間、公園で体を動かしたりお散歩をしたりと、
運動をすることで自然とお腹が空いてくるでしょう。
また、ご飯の時間に合わせて授乳をするなど、
時間調整を工夫してみましょう。
母乳だけでなく、色々な食べ物を食べさせて、
色々なおいしい味があるんだということを、
気付かせてあげることもポイントです。
食に興味を持てるようになれば、自然に卒乳し、
食べる量も増えていくでしょう。
2歳児のご飯食べ過ぎが心配?よく動いたり遊んでいれば落ち着いてくる!
2歳になるとご飯をよく食べるようになってきます。
しかし、食べる量には個人差があるので、
あまり食べない子もいれば、よく食べる子もいます。
もりもりたくさんご飯を食べる子のママは、
「ちょっと食べ過ぎじゃない?」と、心配になるかもしれませんね。
しかし、食べ過ぎたかなと思っても、その後、
よく遊んだり動いていれば落ち着いてきます。
それに2歳児は、たくさん食べたからといって、
必ずしも体重増加に繋がるというわけではありません。
食べ過ぎても体重が大幅に増えていなければ大丈夫でしょう。
母子手帳の成長グラフの範囲内に収まっていれば、
特に問題ありません。
心配な方は一度子どもの体重を計って、
成長グラフを確認してみてください。
たくさん食べて外でたくさん遊び、
体を動かすことを日頃から意識しておきましょう。
また、食事のメニューを工夫してみるという方法もあります。
無理して量を減らさず、野菜たっぷりメニューにして様子をみてみましょう。
食事の時間もきちんと決め、だらだらと食べることを止めてみると、
メリハリがつきますよ!
まとめ
2歳の主食でもあるご飯の量は、80gでうどん半玉、
食パン8枚切り1枚、ロールパン1個に相当します。
ご飯の量は1食分80gで、パスタは1/3、
さつまいもは1/2に相当します。
母乳は飲むけどご飯は食べないなら、間隔をあけてください。
お腹がいっぱいであれば、食欲も出ないでしょう。
もりもり食べる子は食べ過ぎが心配かもしれませんが、
よく動いて遊んでいれば落ち着いてきます。
体重が増えすぎていなければ、心配しなくても大丈夫でしょう。