日々の食生活に欠かせない食材の一つに卵があります。
卵といえば、骨や筋肉を作るのに必要な栄養素のたんぱく質が、
豊富に含まれていますよね。
卵は離乳食から食べることができますが、
どうやって量を増やしていけばいいのか、
増やし方がよく分からないといった声も聞かれます。
そんな卵の量の増やし方についてお伝えしていきますね!
最初は固ゆで卵黄を、耳掻き1杯くらいからスタートし、
アレルギーなどの問題がなければ、
2〜3日空けて少しずつ増やしていきます。
慣れたら卵白に進んでみます。
固ゆで卵の卵白の部分にスプーンを触れ、
舐めさせてみるところからスタートします。
固ゆで卵に慣れても、たまご焼きや炒りたまごなど、
卵オンリーのメニューを突然食べさせるのは、
不安なママもいらっしゃいます。
卵オンリーのメニューを突然食べさせるのが不安なときは、
卵をつなぎとして使った離乳食から始めてみましょう。
例えば、ハンバーグやつくねなどです。
卵は溶いて肉や玉ねぎなどの具材と混ぜ、つなぎとして使いますよね。
そのようにほかの食材と一緒に使ってみて、
問題なく食べられるようになってから、
卵オンリーの料理に少しずつ挑戦してみてもいいでしょう。
ほかにも卵を混ぜた蒸しパンやホットケーキなども、
赤ちゃんが食べやすいのでおすすめです。
急ぐ必要はないので、無理なく少しずつ卵を進めていくことが大切ですね。
離乳食の卵の中期での推奨量は卵黄1~全卵1/3個!卵黄から開始!
焦らず慎重に進めることが大切な卵ですが、
離乳食中期の7〜8ヶ月頃になると、
どれくらいの量を食べてもいいのか疑問に思う方もいるでしょう。
中期での卵の推奨量は、卵黄1個〜全卵1/3個になります。
初期と同じく中期で始める場合も、卵黄からスタートします。
調理法も固ゆでにして火をよく通すことが基本ですね。
卵はしっかりと加熱することが大切です。
しっかりと火を通すことで、アレルギー症状を少しでも抑えられる可能性があるためです。
中期から始める場合も、耳掻き1杯ほどの卵黄からスタートし、
2〜3日おきに少しずつ量を増やしていきましょう。
食べ慣れてきても中期は1日1個までにしてくださいね。
1個分ほどの卵黄を食べれるようになったら、卵白にも挑戦します。
卵白はアレルギー反応が出る恐れもあるので、より慎重に進めます。
冒頭でもお伝えしましたが、固ゆで卵の卵白にスプーンを触れ、
それを赤ちゃんに一度舐めさせてみます。
問題がなければ2〜3日おいてから、2回、3回と舐めさせてみて、
次に耳掻き1/3杯の量を食べさせ、様子をみながら少量ずつ増やしていきます。
ある程度進んだら全卵で食べさせてみてもいいでしょう。
全卵は1日1/3個までにしてくださいね。
固ゆでにして細かく刻んだ形状であげましょう。
赤ちゃんがもっと欲しがっても、離乳食中期の推奨量を守り、
与えすぎないように注意してくださいね。
離乳食の卵量…後期の1日推奨量は全卵1/2個!加熱したものを使用!
1日3回食になるカミカミ期の離乳食後期は、
いろいろな食材を食べられるようになります。
また、食べることにも慣れ、ご飯の量も増えてきますよね。
離乳食後期の1日の推奨量はどれくらいがいいのか気になりますが、
全卵で1/2個までになります。
初期や中期に比べて食べられる量が増えますが、
後期もよく加熱したものを使用するのが基本です。
しっかりと火を通した状態で与えましょう。
固ゆでにする場合は、茹で時間は20分以上が安心です。
後期の固ゆで卵の調理法は、卵白を5㎜角にカットし、
ほぐした卵黄と混ぜてからあげるといいですね。
パサついて食べづらそうであれば、お湯やスープを足すことで、
まろやかになって食べやすくなりますよ。
冒頭でもお伝えしましたが、卵をつなぎとして使った、
ハンバーグやつくねなどもおすすめです。
つなぎとして卵を1/2個まで入れて具材を混ぜ合わせ、
しっかり火を通して焼けばOKです。
ほかの食材とアレンジして卵が食べやすくなると、
赤ちゃんがもっと欲しがるかもしれません。
しかし、後期も食べさせ過ぎはNGです。
1日1/2個までにするよう気をつけましょう。
生後6ヶ月離乳食の卵は卵黄から始めよう!固ゆでしたものを少量から!
離乳食で実際いつから卵がスタートできるのかといいますと、
生後6ヶ月からです。
5ヶ月から離乳食をスタートした場合、
生後6ヶ月は離乳食初期の後半頃にあたりますね。
お粥や野菜、豆腐などが食べられるようになったら、
いよいよ卵もOKとなります。
卵はしっかりと加熱して、固ゆでにした卵黄からあげていきます。
よく加熱することで、アレルギーの発症を少しでも抑える可能性がありますので、
必ずよく火を通しましょう。
20分以上茹でてしっかりと火を通して茹で上がったら、
すぐに水につけて殻を剥き、卵黄を取り出します。
時間が経過しすぎた場合、アレルゲンが卵白から卵黄へと移ってしまうので、
放置せずに素早く分けることが大切です。
そして卵白に触れていない、真ん中部分を使いましょう。
与える量については冒頭でも触れましたが、
最初は耳掻き1杯程度からスタートします。
ごく少量ですが慎重に進めていきましょう。
耳掻き1杯の卵黄をあげて問題がなければ、
2〜3日置きに様子をみながら少量ずつ増やしていきます。
生後6ヶ月は卵黄のみ食べられます。
卵白はまだNGなので、与えないように気をつけましょう。
まとめ
離乳食で気になる卵の量ですが、
様子をみながら少しずつ増やしていきましょう。
ハンバーグやつくねのつなぎに使ってみるのもおすすめです。
中期で推奨される量は、卵黄は1個、全卵は1/3個までです。
後期で推奨される1日の量は、全卵1/2個までです。
いずれもしっかりと加熱することが大切です。
卵は生後6ヶ月からスタートできます。
よく加熱した固ゆで卵黄を、耳掻き1杯ほどから始め、
2〜3日空けながら少量ずつ増やしていきましょう。