離乳食後期になると、加熱しなくても、
そのまま食べられる食材が少しずつ増えてきます。
パンやチーズ、バナナなどは手掴みしやすいので、
外出時の持ち歩きお弁当にも便利な食材ですね。
離乳食中期から食べられる食パンですが、
初めはパン粥などにして加熱してから与えるのが基本です。
離乳食後期になるとパンはそのままでも食べられるようになるので、
とっても便利な食材なんですよ。
離乳食では定番の食パンを使うことが多いと思いますが、
手づかみ食べをするようになった赤ちゃんにはピッタリでしょう。
食パンは手づかみしやすいように小さくちぎったり、
スティック状にカットして持ちやすいように工夫もできます。
そして、そのまま食べても美味しくて優秀な食材です。
チーズも種類によっては離乳食中期から食べられます。
加熱が必要ない種類であれば、そのまま食べることができますよ。
離乳食後期の赤ちゃんは細かく切ると、
手づかみでそのまま食べられるため、チーズも優秀食材ですね。
ただし、塩分や脂肪分が多いので、食べ過ぎには要注意です。
離乳食後期には、調理しなくても食パンやチーズが食べられるようになるので、
ママの負担も少し軽減されるでしょう。
離乳食後期の目安量!パンやチーズがお出かけ先のご飯に便利で人気!
パンやチーズはお出かけ先のご飯にもとても便利で人気な食材です。
パンやチーズは、加熱しなくてもそのまま食べられるようになると、
お弁当の準備も、食べやすい大きさにカットするだけなので簡単です。
離乳食後期になってパンをそのまま食べてもOKになると、
離乳食に使う割合も増えてきますよね。
離乳食では基本的に食パンを使うことが多いかと思いますが、
後期のパンの目安量を確認しておきましょう。
1回の食事で食べる離乳食後期のパンの量は、
30gほどが目安になります。
パンはふわふわして食べやすいので、
赤ちゃんもパクパク食べてしまうことも多いため、
食べ過ぎには注意したいところですね。
持ち歩く際には、スティック状やサイコロ状にカットするなど、
赤ちゃんの月齢に合わせて、食べやすいように工夫してみましょう。
そしてチーズを離乳食に使う量は、
1〜3gほどが目安になります。
チーズは塩分や脂肪分が多いので、
食べすぎると赤ちゃんの内臓に負担がかかってしまいます。
外出時の持ち歩きには便利ですが、
毎日摂取すると塩分の摂りすぎになるため、注意が必要です。
少量を心がけ、頻繁に使うのは避けましょう。
塩分や脂肪分が少なめの、カッテージチーズがおすすめですよ。
少量であれば、加熱なしのスライスチーズも食べやすいでしょう。
食パンに野菜やチーズを挟んで、サンドイッチにしてもいいですね。
チーズが調味料代わりにもなり、美味しく風味づけしてくれますよ。
このように、パンとチーズは食べる量に気をつければ、
お出かけ用ご飯には最適の食材でしょう。
離乳食後期の我が子と旅行!突然の空腹に活躍するおすすめ食材!
離乳食後期になると1日3回の食事になるので、
旅行や長時間の外出には、離乳食も考えなければいけませんね。
旅行先で突然お腹がすいて、ぐずることも十分考えられます。
そんな突然の空腹にパッと出せる食材を用意しておきたいですよね。
そこで、離乳食後期の旅行での突然の空腹に活躍する、
おすすめ食材をご紹介していきましょう!
市販のベビーフード
旅行や外出先で、市販のベビーフードを利用するご家庭は多いです。
常温で持ち歩くことができて、そのまま食べられる瓶詰めタイプ、
スプーン付きのタイプも多く販売されているので便利ですよ。
場所によりますが、旅行先で調達できる場合は、
足りない分は旅行先で購入してもいいですね。
赤ちゃんがベビーフードを食べたことがない場合は、
旅行前に食べ慣れておいた方が安心でしょう。
パン・チーズ
先ほどからお伝えしているパンとチーズも旅行には最適ですね。
パンやチーズは足りなくなっても、
旅行先のスーパーやコンビニなどで調達可能です。
また、パンは常温保存が可能なので、持ち運びしやすいです。
赤ちゃんがぐずったらすぐにちぎって食べさせてあげられますよ。
バナナ・焼き芋
バナナや焼き芋も持ち歩きに便利で、すぐに食べさせられるので、
旅行や外出時にはとても助かる食材です。
バナナや焼き芋は旅行先のスーパーでも購入できるでしょう。
スプーンやフォークを持参しておけば、
少しずつすくって食べさせることができますよ。
離乳食後期の平均母乳回数!外出先では母乳!?それともご飯!?
離乳食後期になると、1日3回の食事が摂れるようになるので、
母乳やミルクの回数が減ってきます。
離乳食後期になると、1日の栄養の50〜60%が離乳食から補えるようになってきます。
そのため母乳回数も初期や中期に比べたら減ってきます。
平均母乳回数は、1日4〜5回という方が多いですね。
外出先では母乳だけにすべきなのか、
ご飯を食べさせた方がいいのか迷ってしまいますよね。
外出中にランチなど食事の時間が被るのであれば、
ご飯は必要と考えた方がいいでしょう。
手作り離乳食弁当、ベビーフードの持参、
離乳食メニューのあるお店の利用、といった方法ですね。
離乳食がきちんと用意できない場合でも、
空腹対策として、パンやバナナを用意しておくと安心です。
母乳については赤ちゃんが欲しいだけあげてOKです。
離乳食の後でも食事と食事の間でも、欲しがったらあげましょう。
外出時はかぼちゃペーストをカップに入れても手軽!離乳食後期の我が子も満足!
かぼちゃは離乳食初期から使えて、
和食・洋食どちらのメニューにも合う優秀野菜です。
ビタミンやβカロテンなどの栄養が含まれていて、
甘味があるのも特徴ですよね。
離乳食後期にも、かぼちゃを使ったレシピを考えているママは多いでしょう。
かぼちゃは外出時の持ち歩きにもぴったりな食材です。
柔らかく加熱して細かくカットし、そのまま持ち歩いてもOKですが、
かぼちゃペーストにしてカップに入れるのも手軽でおすすめです。
滑らかなペースト状にすることで、
赤ちゃんも食べやすくなりますよね。
では、かぼちゃペーストの作り方をご紹介しますね。
かぼちゃペースト
<材料>
・かぼちゃ…50g
・砂糖小さじ…1/2~1
・バター…5g
・牛乳…小さじ1前後
<作り方>
①かぼちゃは種とわたを取り除き、軽くゆすぎます。
②ラップでくるみ、電子レンジで5分ほど加熱します。
③かぼちゃが温かいうちに、大きいスプーンを使ってくり抜き、
砂糖、バター、牛乳を入れて潰しながら混ぜれば完成です。
このようにかぼちゃペーストは作り方も簡単です。
電子レンジでかぼちゃを加熱して材料を混ぜるだけなので、
忙しい朝でも時短で調理ができますよ!
濃厚なかぼちゃの味に、外出先でお腹を空かせた離乳食後期の赤ちゃんも、きっと満足するでしょう。
離乳食後期の我が子にプロセスチーズが優秀!急なぐずりにすぐ対応!
チーズは種類によっては離乳食中期から加熱して食べられますが、
モグモグできる離乳食後期からは、
種類によってはそのまま食べられます。
チーズの中でも身近なプロセスチーズは、
スーパーで手に入りやすいものが多いです。
トーストやパンに挟んで使うことが多いスライスチーズや、
おやつにも食べられるベビーチーズ、
丸いパッケージが特徴の6Pチーズなどがあります。
プロセスチーズの中でもスライスチーズは薄く、
離乳食後期の赤ちゃんは食べやすいです。
5㎜大にカットすれば、手づかみできるでしょう。
ほかのプロセスチーズも、
薄くスライスして5㎜大にカットすれば、食べやすくなりますよ。
プロセスチーズを外出用の離乳食やおやつとして準備しておけば、
急なぐずりにもすぐに対応できます!
チーズは食べると満腹感もあるので、
お腹を空かせた赤ちゃんもきっと満足するでしょう。
プロセスチーズはカルシウムやタンパク質が豊富なので、
離乳食には取り入れたい食材の一つですね。
しかし、先ほどもお伝えしたように、
塩分や脂肪分も多く含まれています。
食べすぎると赤ちゃんの胃腸に負担が掛かってしまうので、
与えすぎには注意しましょう。
麦茶や果物、野菜などと合わせることをおすすめします。
塩分や脂肪分が気になる方は、ベビー用チーズがおすすめです。
離乳食後期の持ち運びおやつにホットケーキも便利!持ち歩く量は!?
離乳食後期の持ち運びおやつは何がいいのかお悩みの方へ、
ホットケーキも便利でおすすめです。
離乳食後期になると、市販のホットケーキミックスが使えるようになるので、
後期にホットケーキデビューするというご家庭も多いかもしれませんね。
ホットケーキはちょっと甘味があってフワフワで食べやすいので、
手づかみ食べにもぴったりです。
常温で持ち歩きもしやすいので、外出する時にも便利ですよね。
しかし、どれくらいの量を持ち歩けばいいのか気になります。
離乳食後期のホットケーキ1回あたりの目安量は、
80〜90gになります。
自宅で食べやすい大きさにカットしてから、
保存容器や保存袋に入れてもいいでしょうし、
外出先で食べる時にちぎってあげてもいいでしょう。
ホットケーキは甘味があるので何も付けないであげてもOKです。
市販のホットケーキミックスを使う場合、
原料が気になる方は、添加物が少ないものを選ぶと安心です。
また、ホットケーキはほかの食材ともよく合います。
にんじん、かぼちゃ、さつまいも、バナナやりんごを入れると、
野菜や果物も一緒に取り入れることができますよ!
時間がある時に多めに焼いて冷凍保存しておけば、
外出する前にレンジで温めるだけと、準備も簡単にできます。
ホットケーキは、外出先でお腹が空いた時にもすぐに食べられるので、
赤ちゃんも満足すること間違いなしでしょう。
離乳食後期の持ち運びやすいおやつに小麦粉!?少量ならOK!?
離乳食後期になると、パン、おやき、パンケーキ、蒸しパン、
といったような、小麦粉を使ったメニューも多く食べられるようになります。
どれも持ち運びしやすく、手づかみでも食べやすいので、
離乳食後期の人気メニューですよね。
おやつにもぴったりです。
ほかにもうどんなど、身近な食品にも小麦粉は使われています。
こうした小麦粉を使ったメニューで気になるのがアレルギーです。
小麦粉は離乳食初期から使えますが、
卵や牛乳と共に、三大アレルゲンと呼ばれていますよね。
なので、まれに食物アレルギーを起こす場合もあります。
まだ小麦粉デビューしていない子の場合は、
小麦粉を使った離乳食をひとさじあげてみて、
様子をみてみましょう。
特に小麦粉アレルギーの心配がないのであれば、
パン、パンケーキ、蒸しパンなど、
小麦粉を使ったおやつを少量なら食べてもOKです。
食べ過ぎはNGですが、離乳食後期に食べるおやつの、
1回あたりの目安量を守って食べれば問題ないでしょう。
まとめ
離乳食後期のお出かけには、そのまま食べられる、
パンやチーズが美味しくて便利です。
離乳食後期の1食分のパンの目安量は約30gで、
チーズの目安量は約1〜3gです。
目安量を守り、与えすぎないよう注意しましょう。
旅行の空腹対策におすすめの食材は、
ベビーフード、パン、チーズ、バナナ、焼き芋です。
旅行先で購入できる場合もあります。
離乳食後期の平均母乳回数は、1日4〜5回の方が多いです。
外出時も離乳食は用意した方がいいですね。
外出時にはカボチャペーストも便利です。
カップに入れて手軽に持ち運べます。
食パンにつけて食べても合いますよ。
プロセスチーズは薄くカットして準備しておけば、
外出時の急なぐずりにもすぐに対応できます。
ホットケーキも持ち運びに便利です。
離乳食後期の1回の目安量は80〜90gです。
おやつにもご飯にもなりますね。
小麦粉アレルギーがなければ、おやきやパンケーキなど、
少量であれば、小麦粉を使ったおやつを食べてもOKです。