スタートした頃はドキドキだった離乳食も、
1ヶ月ほど経つ頃には、ママも赤ちゃんも慣れてくるでしょう。
お粥だけでなく、食べられるものも少しずつ増えていきます。
離乳食初期は1日1回食でしたが、徐々に2回食、
そして3回食へと食事の回数も増えていきます。
しかし、いつから3回食に切り替えれば良いのか、
タイミングがよく分からないと悩まれるママも多いです。
いずれ訪れる3回食のために、
離乳食についての流れを確認しておきましょう。
初期前半(5ヶ月)は1回食、
後半(6ヶ月)から、少しずつ2回食に移行し、
中期(7〜8ヶ月)は、完全に2回食となります。
赤ちゃんの成長や離乳食の進み具合にもよりますが、
だいたい2ヶ月を目安に食事の回数が増える流れですね。
いつから3回食をスタートするのかということですが、
個人差はありますが、離乳食後期の9ヶ月が目安になります。
それでは、いつから3回食なるのかなど、
離乳食の流れについて詳しくみていきましょう!
離乳食はいつから中期!?離乳食の用意に明け暮れる覚悟は今のうちに!
離乳食をスタートして少し経つと、
いつから中期に移行すればいいんだろうと考え始めるでしょう。
中期になると食べられる食材が更に増え、
時にはどんなメニューにしようかと、
頭を悩ませることもあるかもしれませんね。
離乳食の用意に明け暮れる覚悟は、
今のうちにしておきたいものです。
まず、いつから離乳食中期になるのかということですが、
開始して2ヶ月くらい経った、7〜8ヶ月が中期になります。
離乳食を5ヶ月からスタートした場合は7ヶ月からが中期で、
6ヶ月からスタートした場合は、8ヶ月から中期に入ります。
目安はこれくらいの時期ですが、
多少個人差はあると考えていいでしょう。
離乳食初期は、赤ちゃんが「食べる」ということを、
練習する期間と考えますが、中期になると、
少しずつ食事を楽しめるようになってくる時期です。
赤ちゃんの食事の様子を観察し、次のようなサインが見られたら、
中期へ移行する目安とお考えください。
中期へ移行する目安
・おすわりが安定してきた
・スプーンを口に入れた時、むせずに飲み込めるようになった
・1日2回食を機嫌よく食べるようになった
離乳食初期から中期への移行期間は、
ペースト状からみじん切りへと、
固さを少しずつ変えていくことがポイントです。
突然食事のメニューや食感が変わってしまったら、
赤ちゃんは驚いて食べなくなってしまうかもしれません。
なので、ペースト状の野菜にみじん切りを混ぜるなどして、
少しずつ変化させていきましょう。
食材は豆腐くらいの固さをイメージするといいですね。
上あごと舌で潰せるくらいがベストです。
離乳食中のママの育児ストレス!いつから三回食の準備を始める!?
離乳食中はママもストレスが溜まることが多いです。
離乳食作りは食材の温度管理や衛生面など、
調理以外で気になることもあるでしょう。
赤ちゃんに食べさせて、汚れたら掃除をして…、
などなど離乳食中は慌ただしくなりますよね。
始めは一回食だった離乳食も、あっという間に二回食になり、
三回食へと進むでしょう。
いつから三回食の準備を始めた方がいいのか、
ママとしては気になりますよね。
冒頭でも触れましたが、三回食スタートの目安は、
離乳食後期の九ヶ月頃です。
月齢では九ヶ月頃になりますが、
そろそろ三回食に移行しても大丈夫かな、
という赤ちゃんのサインがあります。
三回食に移行する目安
・離乳食中期から約二ヶ月が過ぎた
・繊維が少し多い野菜や、鶏ササミが食べられる
・バナナのような固さの食材を食べられる
・中期でお粥が50〜80gほど食べられている
いつから三回食の準備をしておいた方がいいのかと心配な方は、
このような赤ちゃんのサインに注目してみましょう。
上のようなサインが見られたら、
三回食の準備を始めてもいいかもしれませんね。
また、赤ちゃんの生活リズムが整ってきたことも目安になります。
食事中は日頃から赤ちゃんの食べる様子を観察し、
変化に気づくことも大切ですね。
離乳食後期になると、母乳やミルクだけでは栄養が不足してしまうので、
離乳食の回数を増やし、食事からも栄養を補っていきます。
焦らず赤ちゃんの様子を見ながら進めていきましょう。
ゴールが見えない!離乳食を経ていつから普通のご飯が食べられる!?
離乳食の回数が増えて準備が忙しくなると、
ゴールが見えないと疲れてしまうこともあるでしょう。
実際赤ちゃんは大人と一緒にいつから普通のご飯が食べられるのか、
気になりますよね。
離乳食完了期(10〜11ヶ月頃)に入ると、
1日3食におやつ2食が基本になります。
食事のリズムはほとんど大人と一緒ですが、
完了期の1歳頃の赤ちゃんが食べるご飯はまだ「軟飯」です。
お水を多めにして炊いた軟らかいご飯ですね。
ではいつから普通のご飯がOKになるのかといいますと、
16ヶ月頃(1歳4ヶ月頃)になります。
あくまでも月齢は目安なので赤ちゃんによって個人差はあります。
普通のご飯を食べさせてみて、
初めは赤ちゃんの食べ具合を観察したり、
ちゃんと消化されているか便をチェックしてみてください。
特に問題がなければ普通のご飯を続けても大丈夫でしょう。
この時期は赤ちゃんから子どもへと成長し、
食べる量も増えていきます。
普通のご飯を食べられるようになるとお粥を作らなくてもいいので、
ママは離乳食作りもだいぶ楽になるでしょう。
誰にも相談できない!離乳食はいつから7倍粥!?基本から解説!
離乳食は最初10倍粥からスタートします。
お米1に対して水10の割合で炊いて裏ごしした、
スープ状のお粥ですね。
離乳食初期はこの10倍粥が基本になりますが、
次のステップは7倍粥です。
しかし、いつからどんなタイミングで7倍粥に移行すればいいのかと、
誰にも相談できずに悩んでいるママも多いです。
そこで、7倍粥はいつから始めたらいいのかなど、
基本から解説していきますね!
7倍粥は離乳食中期(7ヶ月頃)から食べられます。
離乳食を始めてから2ヶ月経った頃ですね。
口を閉じて、ごっくんと飲み込むことができるようになった頃がいいですね。
7倍粥はお米1に対して水7の割合で炊いたお粥になります。
お米から炊くのは少し時間がかかりますが、
炊いてある普通のご飯からも作ることができます。
炊いてある普通のご飯から7倍粥を作る場合は、
ご飯1に対して、水3の割合で鍋にかけます。
お米から炊くよりも時短で作れるのでおすすめです。
そして7倍粥の進め方ですが、
中期に入って最初は、9倍粥で与えてみます。
赤ちゃんが食べ慣れたら次に8倍粥にしてみます。
更に慣れてきたら7倍粥をあげてみましょう。
このように少しずつ水分を減らして、
赤ちゃんの様子をみながら7倍粥に進めていきます。
まとめて作って冷凍保存もおすすめです。
製氷皿に入れ、小分けしてストックしておけば、
食べさせたい時に電子レンジで温めるだけなので、
忙しい日には助かりますよ!
少しずつ成長!離乳食の我が子に5倍粥はいつから開始するの!?
離乳食の基本となるお粥ですが、初期は10倍粥から開始し、
中期になって少しずつ7倍粥に移行します。
そして次のステップは5倍粥になります。
いつから開始すればいいのか気になりますよね。
5倍粥はいつから始めればいいのかということですが、
それは離乳食後期頃(9〜10ヶ月頃)からです。
赤ちゃんも離乳食にだいぶ慣れてきた頃ではないでしょうか。
7倍粥を上手に食べられるようになった頃が、
5倍粥へ移行の目安になります。
離乳食中期後半頃(8ヶ月頃)には、赤ちゃんが食べている時、
もぐもぐごっくんと飲み込めているかを観察してみましょう。
5倍粥はお米1に対して水5の割合で炊いたお粥です。
大人が食べるお粥と同じものと考えれば、
イメージしやすくなるでしょう。
炊いてある普通のご飯から作る場合は、
ご飯1に対して水2の割合で作ってくださいね。
飲み込みづらい野菜のみじん切りなども、
お粥に混ぜることでとろみがつき、飲み込みやすくなりますよ。
赤ちゃんが5倍粥をカミカミと噛んで食べられるようになったら、
水分の量を少しずつ減らして作り、軟飯に近づけていきましょう。
他のお粥と同じく、5倍粥も冷凍保存できますよ。
10倍粥などに比べて水分が少ないので、
1食分ずつ小分けしてラップに包んでも冷凍が可能です。
食べる時に電子レンジで温めればOKです。
今から不安!離乳食はいつから2回食!?おすすめの献立計画を紹介!
離乳食を始めて1ヶ月経つ頃には、
そろそろ2回食が気になってきますよね。
いつから始めるべきかを把握し、
早めに2回食への心構えをしておきたいものです。
冒頭でも触れましたが、いつから2回食になるのかということですが、
離乳食を始めて2ヶ月目以降の6〜7ヶ月頃になります。
そして日頃から赤ちゃんの様子を観察しておけば、
2回食スタートの目安に気付けますよ。
2回食スタートの目安
・もぐもくと噛んで、ごっくんと飲み込めるようになった
・スプーンを嫌がらず、機嫌よく離乳食を食べている
・一定の量を食べられている
このような変化が見られたら、
2回食へ移行しても良い頃でしょう。
2回目の食事は少量からスタートします。
普段食べている1/4くらいの量から始めましょう。
赤ちゃんのお腹が驚かないように、少しずつ量を増やして慣らし、
徐々に1回目の食事と同じ量に近づけます。
献立を計画する時は次の栄養素がポイントです。
・ご飯、うどんなどの主食(炭水化物)
・野菜(ビタミン、ミネラル)
・豆腐、魚、肉(タンパク質)
この三つの栄養素を考えてバランスの良いメニューを作りましょう。
どれも赤ちゃんの成長に必要な栄養素です。
2回食おすすめの献立例をご紹介しますね。
1回目
・7倍粥
・にんじんと玉ねぎのスープ
・豆腐とブロッコリーの煮物
2回目
・しらす粥
・大根、ほうれん草、じゃがいもの野菜スープ
・豆腐とカボチャのサラダ
それぞれの栄養素が含まれた食材を取り入れ、
バランスの良い離乳食作りをしましょう。
1日の流れを知りたい!離乳食はいつから作る!?3回食を作るママに聞いてみた!
離乳食が3回食になるとママも忙しくなりますね。
3回食になるといつから作り始めたらいいのか気になるでしょう。
1日のタイムスケジュールについて、
3回食を作るママに聞いてみましょう!
まず、赤ちゃんの食事の時間についてです。
9時、13時、17時が離乳食と母乳・ミルクの時間です。
いつから離乳食を準備すればいいのかということですが、
食事時間に合わせた30〜60分くらい前がいいでしょう。
1日のタイムスケジュール例は次のようになります。
一例なので多少前後しても構いません。
1日のタイムスケジュール例
7時 起床・授乳
9時 離乳食(1回目)・授乳
13時 離乳食(2回目)・授乳
17時 離乳食(3回目)・授乳
19時 お風呂
21時 授乳・就寝
3回食になっても、必ずしも大人と同じ時間に食事が取れるわけではありません。
赤ちゃんの食事の時間は4〜5時間ほど空けることを意識し、
一定の生活リズムを作ってあげましょう。
まとめ
離乳食が3回食になる時期は後期の9ヶ月頃です。
赤ちゃんの成長や食べ具合などによって個人差はあります。
離乳食中期は7〜8ヶ月頃です。
離乳食を始めてから2ヶ月後くらいになります。
2回食や3回食へ移行するタイミングを把握するためにも、
日頃から赤ちゃんの食べる様子を観察しておくことが大切です。
普通のご飯は離乳食完了期の16ヶ月頃から食べられます。
食べさせ始めは便の様子などを観察しておきましょう。
7倍粥は中期の7ヶ月頃からOKです。
9倍、8倍と少しずつ水分量を減らしていきましょう。
5倍粥は後期の9ヶ月頃からOKです。
形状は大人が食べるお粥のようなイメージですね。
2回食は離乳食を始めて約2ヶ月後にスタートします。
2回目は少量から始め、徐々に1回目と同じくらいの量に増やします。
3回食の食事時間の例は、9時、13時、17時です。
離乳食作りは30〜60分ほど前に始めるといいですね。
食事時間を決め、生活リズムを作りましょう。