寒い冬になると暖かいストーブが恋しくなりますよね。
なかでも『アラジンストーブ』は、懐かしさを感じ、
レトロな見た目がオシャレで可愛いですよね。
昔からほとんどデザインも変わらないのに、
丈夫で壊れにくいと評判で、現在も人気が絶えません。
そんなアラジンストーブの、芯の交換時期についてお伝えします。
交換時期の目安としては、燃焼しているときの炎の色が、
オレンジ色になってきたときです。
アラジンストーブは、炎が美しい青色であることが特徴です。
炎が青色ということは、灯油にしっかりと酸素が供給されていて、
燃焼状態がベストというわけです。
それとは反対に、酸素が不足している場合は、
炎がオレンジ色になるんですね。
つまり、正常な場合は炎の色が青で、
オレンジ色の炎に変わってきたら、そろそろ芯の交換時期かな?と、
思ってOKです。
では、どれくらいの期間で炎がオレンジ色になるのでしょうか。
お手入れ状態にもよりますが、
だいたい3年くらいで芯の交換時期になります。
オレンジ色の炎になっても交換せずに、
そのまま放っておくと危険ですので、必ず交換をしましょう。
毎年寒くなる前に、メンテナンスを行うことをおすすめします。
アラジンストーブがちゃんと点火するか、
炎の色は正常な青色になっているかなどを、
使用する前に一度確認してみましょう。
暖房が必要な季節になって、いざ必要な時に正常に動かなかった!なんてことにならないように、
気を付けたいものですね。
アラジンストーブ芯の掃除時期はカーボン付着と点火しにくい時に!
アラジンストーブは音や風がなく、静かなことも特徴の一つです。
そのため、温まった部屋の中で快適に過ごすことができます。
そんなアラジンストーブを正常な状態で使うためには、
日頃から定期的なメンテナンスが重要になってきます。
中でも火を点火するための『芯』は、
しっかりとチェックしておいた方がいいでしょう。
そのためには、芯の掃除も大切です。
次はアラジンストーブの芯の掃除時期についてお伝えしていきます。
掃除時期は、芯の先にカーボンが付着しているとき、
点火がしにくいとき、などが挙げられます。
ほかにも、臭いがしてきたときや、炎の色が赤い、
などという場合も芯の掃除が必要です。
日頃アラジンストーブを使っていて、いつもと違うな?と感じた場合は、
点検してみてください。
芯には目立ちにくいですが、
意外と小さなほこりやゴミが付いていたりするんです。
それを掃除して取り除かないと、
酸素が不足して上手く燃焼しないといったことがあります。
アラジンストーブを安全に、かつ長い間使用するために、
日頃から点検と掃除をする習慣をつけておくといいですね。
アラジンストーブ芯の調整は芯の繰り出し!1本で2~3回できる?
青色の炎が美しいアラジンストーブですが、
その炎の強弱を保つために、芯を調整して使いますよね。
そんな芯も、燃焼することや、
メンテナンスとして掃除することによって、
徐々に減っていきます。
調整してみても芯が減っていると炎は弱まり、
暖かさもなくなってきますよね。
そのため、芯の『繰り出し』作業がを行わなければなりません。
この繰り出し作業をすることによって、
芯が再びしっかりと出てくるようになります。
アラジンストーブを付けて、炎を調整するつまみ部分を回して、
最大にしてみても炎がしっかりと出ていない場合は、
正常に燃焼していないことになります。
そのような場合には、芯の繰り出しを行いましょう。
方法は次のとおりになります。
①上枠を倒し、カバーの両側にあるねじを外します。
②自動消火装置があるので、安全のために作動させておいてください。
③黄色いハンドルを回し、赤いピンと赤い線を合わせます。
④黄色いハンドルを抑えながら手前に引き、
下にある数字の位置をずらしていきます。
数字を一段階上げましょう。
⑤最後にカバーを元に戻して完了です。
芯が繰り出されたので、これで本来の美しい青い炎になるでしょう。
この芯の繰り出し作業ですが、一般的に1本で2~3回は行えます。
繰り出しができなくなったら、芯の交換が必要になります。
アラジンストーブ芯の販売店…専門店からネット通販・家電量販店も!
アラジンストーブの芯は、永遠に使うことはできません。
上手く燃えなくなって、繰り出しも行えなくなった場合は、
交換が必要になります。
アラジンストーブの芯は、
さまざまな販売店で購入することができます。
アラジン公式サイト
こちらはアラジンストーブの公式販売店です。
アラジンストーブ本体の販売も行っていますが、
芯もオンラインショップで購入することができます。
TOKILABO
こちらはアラジンストーブ正規販売店です。
アラジンストーブのほかにも、
薪ストーブなど冬に欠かせないアイテムを販売しています。
もちろん、替え芯の販売もしています。
オンラインショップでの取り扱いになります。
このような専門店以外にも、
楽天やアマゾンなどのネット通販で購入することが可能です。
また、家電量販店でも取り扱っている店舗もあります。
店頭で購入する際には、
取り扱いしているかを事前に確認しておくとよういでしょう。
アラジンストーブは暖かくない?木造7畳まででパワー不足なのかも!
アラジンストーブは、レトロな雰囲気が素敵なストーブです。
最近では、カラーもホワイトだけでなく、ネイビー、
ブラック、グリーンやオレンジなどさまざまあります。
そのため、インテリアにもピッタリで人気があります。
しかし暖房器具なので、暖かさは重要ですよね。
ではアラジンストーブの暖かさってどんな感じなのでしょうか。
アラジンストーブは、暖かい空気を上に送るという対流式の暖房です。
エアコンやファンヒーターなどの暖房と違って、
部屋全体を温めるパワーは弱いです。
ゆっくりと炎が揺らめいているという感じですよね。
エアコンやファンヒーターは、温風で一気に部屋を暖める、
という感じなので、それに比べたら、
アラジンストーブのパワーはどうしても弱く感じます。
そのためなんだか暖かくないな…、と思うかもしれません。
もちろん部屋の広さによって、暖かさも異なります。
アラジンストーブは、木造では7畳、
コンクリートの建物では10畳まで対応可能です。
また、住んでいる地域の気温によって、暖かさは異なるようです。
基本的にアラジンストーブは温暖地での利用に向いています。
あまりにも寒い地域ですと、暖房効果が出づらく、
暖かくないと感じるかもしれません。
そのような場合は、ほかの暖房と併用することも可能です。
エアコンなど併用して部屋が暖まったら、
アラジンストーブのみでもOK、という場合もあります。
このようにアラジンストーブだけでは暖かくない、
と感じる場合は、ほかの暖房器具の併用もおすすめです。
アラジンストーブの芯が上がらない?繰り出しできなくなったら交換!
アラジンストーブは、芯の部分に炎を点火し、
青い美しい炎が出ることが魅力的なストーブですよね。
重要な役割がある芯ですが、そのまま永遠に使うことはできません。
芯にほこりが付着したり、燃焼を繰り返しているうちに、
どうしても劣化してしまいます。
これはアラジンストーブに限らず、
ほかの石油ストーブでも同じですよね。
定期的に芯の掃除、繰り出し作業はどうしても必要です。
繰り出しについては先ほどもお伝えしましたが、
それを行うことによって、芯が出て正常な燃焼ができるというものです。
繰り出しは芯をセットしてから、2~3回行うことが可能です。
しかし、繰り出し作業を行っても、芯が上がらないことがあります。
そのように芯が上がらないといった場合は、
芯の交換が必要になります。
2~3回繰り出しが行われ、芯が上がらなくなったので、
交換しなければいけない時期ということです。
芯が動かずに、どうにもならなくなったという場合は、
故障している可能性もあるので、修理が必要なこともあります。
そういった場合は、購入店や修理の専門業者に相談することをおすすめします。
アラジンストーブの燃費は?満タンで約15時間継続燃焼できる!
アラジンストーブって、実際のところどれくらい燃焼効果があるのでしょうか。
燃費が気になりますよね。
アラジンストーブを燃焼させるには、灯油が必要になります。
では、灯油のタンクはどれくらい入るのかといいますと、
3~4リットルです。
灯油を満タンに入れたとして、
3リットルでは約13時間、4リットルでは約15時間使用できます。
4リットルで1時間あたり、
0.26リットルの燃費ということになりますね。
4リットルでだいたい朝から夜まで、
一日持つか持たないかくらいですよね。
ファンヒーターやほかの石油ストーブの燃費は、
3リットルで約16時間、4リットルで約20時間前後、だそうです。
それに比べたら、アラジンストーブの燃費は、
決して良い方とはいえないのかもしれません。
しかし、アラジンストーブは、石油のみで使用します。
電気を一切使わない、ということです。
電気量が発生しない分、ファンヒーターやエアコンなどの暖房と同じくらいでしょうか。
ほかの暖房器具と併用して使えば、
燃費も少しは抑えられるかもしれません。
アラジンストーブのデメリットは芯掃除が面倒!子供にはゲージ使用を!
インテリアにぴったりで、静かに美しい青い炎を揺らすアラジンストーブですが、
デメリットもあるようです。
どんなデメリットがあるのかといいますと、
代表的なものでは、定期的な芯の掃除です。
芯がダメになってしまうと、燃焼することができないので、
掃除は絶対に必要ですよね。
結構面倒くさいと感じられる方が多いようですね。
確かに最初は慣れない作業に手惑い、大変かもしれません。
しかし、そういった作業も、慣れれば上手くこなしていけるようです。
デメリットとしてほかには、小さいお子さんがいるご家庭では、
ゲージを使用しなければ危ない、ということです。
小さい子供は、アラジンストーブに直接触ると熱くてヤケドする、
ということを知りませんよね。
触ると危ないということを言い聞かせて、
理解できる年齢であれば、ゲージは必要ないかもしれません。
しかし、ストーブの前でうっかり転んでしまうなど、
危険は十分考えられます。
そのため、ゲージはあった方が安全です。
いざというときに子供を守ってくれますからね。
こうしたデメリットもありますが、
それ以上にメリットも多く魅力的なのが、アラジンストーブです。
寒い季節に美しい炎を見ていると不思議と暖まり、癒されますよ!
まとめ
レトロでオシャレな青い炎が美しいアラジンストーブ、
炎の色がオレンジになったら、芯の交換時期です。
芯も掃除をしなければ、ほこりなどで汚れます。
掃除時期は、カーボンが付着しているとき、
点火しにくくなったときが目安です。
芯は繰り出し作業で調整を行いましょう。
正常に使用した場合は、1本で2~3回の繰り出しが可能です。
アラジンストーブの芯は、専門店のほかにもネット通販、
家電量販店で販売されています。
アラジンストーブは、木造では7畳まで、
コンクリートでは10畳、を目安に使用しましょう。
ほかの暖房と併用することもおすすめです。
芯の繰り出し作業をしても、芯が上がらなくなってきたら、
交換が必要になります。
気になる燃費は、4リットルで約15時間継続可能です。
デメリットは、定期的な芯の掃除が面倒なこと、
小さい子がいる家庭では、ゲージが必要です。
反対に大切に扱えば、長持ちすることがアラジンストーブの特徴ですね。