大人にとっても子供にとっても、
自転車は日頃、交通手段として使われています。
そんな日頃よく使う自転車だからこそ、
使えなくなってしまったら困りますよね。
自転車の敵といえばサビもその一つでしょう。
特に子どもの自転車は、気付いたらサビだらけになっていることもあります。
そこで、ママでもできる自転車のサビ取り方法や、
おすすめアイテムなどをご紹介していきますね。
まず、サビ取り方法についてお伝えします。
一般的には、市販のサビ取り薬剤を使う方法が最も簡単です。
サビに適した薬剤を使うことで、
落ちにくいサビもラクに落とすことができるのでおすすめですよ。
基本的には次のような流れになります。
①サビ付いた場所に薬剤を散布します。
②薬剤が浸透するまで時間を置きます。
③乾いた布やタオルでサビ汚れを拭き取ります。
サビ取り専用の薬剤はサイクルショップや、ホームセンターなどで、
さまざまな種類が販売されています。
次にサビ取り作業に必要な用具をご紹介しますね。
・軍手
・汚れても良いタオルや布、雑巾
・ブラシ
・マスクとゴーグル ※必要であれば
手が汚れるのを防ぐために軍手は必要です。
また、軍手をすることでケガ予防にもなりますよ。
サビを拭き用に布やタオル、雑巾なども必要です。
使い終わったら処分してもいいような、
汚れてOKなものを使用しましょう。
ブラシはワイヤータイプのものがベストです。
拭き取るだけでは落ちないことが多いので、
ブラシは必要になりますね。
また、ワイヤータイプのブラシは、
車輪など落としにくい場所のサビにも便利ですよ。
スプレータイプのサビ取り薬剤を使用する場合は、
顔にかからないようにマスクとゴーグルがあれば安全に行えます。
自転車のサビ取りは簡単にできる?一般的なやり方にチャレンジ!
自転車に付いたサビは、一見落としにくそうに見えますよね。
サビだらけの自転車を見て、諦めてしまっている方もいることでしょう。
しかし、サビ取りって意外に簡単にできるんですよ!
サビが気になっている方のために、
一般的な落とし方をお伝えしますね。
<必要なもの>
・防サビスプレー
・研磨剤入りの薬剤
・オイル
・ブラシ
・紙やすり
・汚れてもOKな布やタオルなど
<サビ取りの方法>
①サビ付いた部分に薬剤(防サビスプレー)を塗ります。
コツはたっぷりと塗ることです。
②少し時間を置き、ブラシでサビをこすります。
強くこすりすぎないように注意しながら、落としていきます。
強くこすりすぎると傷ついてしまい、
その部分から新たなサビが発生してしまいます。
だいたいのサビが落とせればOKです。
③サビが落ちたら、研磨剤入りの薬剤を塗り、
紙やすりで擦って表面を整えます。
サビ付いた場所がなめらかになってきたらOKです。
④更に、仕上げにオイルを塗ります。
オイルを塗ることでサビ予防に繋がります。
サビ取りに必要なものは、ホームセンターなどで購入できます。
薬剤はサビ取り箇所に応じたタイプを選ぶと良いでしょう。
防サビスプレーの地面への付着が気になる方は、
自転車の下に新聞紙を敷いておきましょう。
仕上げのオイルを塗ることで、サビの原因となる水分を寄せ付けず、
予防してくれます。
そのため、忘れずに塗りましょう。
このように自分も自転車のサビ取りは簡単にできますよ!
サビが気になってきたら、ぜひチャレンジしてみてください。
自転車のサビ取りは重曹でもできる!?やってみる価値があるかも!
自転車のサビ取りは、先ほどご紹介しましたように、
専用薬剤を使用した方法が一般的です。
しかし、自宅にあるものを使って落とすことも可能なんですよ。
それは、『重曹』です。
お掃除に大活躍のあの重曹が、
実は自転車のサビ取りにも使えるんですよ。
なぜ重曹が自転車のサビ取りにも効果があるのか、
また、どのように使えるのかをお伝えしていきますね。
柔らかく白い重曹は、研磨剤の役割を果たすこともできます。
鍋が焦げ付いたときに重曹を使うと汚れが落ちますよね。
それと同じで、サビ汚れにも強いんですよ。
クレンザーのような研磨剤として使えるので、
自転車のサビ取りにも効果的といえるのです。
重曹はそのまま使わず、水と混ぜてペースト状にして、
サビ付いた部分に塗り込みます。
そして30分程時間を置いたらブラシで擦り、
布やタオルで拭き取りましょう。
比較的落としやすい軽めのサビに効果があります。
ちょっとしたサビを落としたいという方は、
ぜひお家にある重曹で試してみてください。
自然成分なので安心ですよ!
こんなものでも自転車サビ取りが?子供のコーラをちょっと拝借!?
自転車のサビ取りは、意外な方法でも落とすことができます。
それは、『コーラ』を使った方法です。
コーラでサビ取りができるの?と疑問に思いますよね。
コーラにはクエン酸成分が含まれているので、
このクエン酸がサビ取りに効果を発揮してくれるんですよ!
では、コーラを使ったサビ取り方法をお伝えしていきますね。
<コーラを使ったサビ取り方法>
①サビ付いた部分にコーラをかけます。
②ブラシなどを使ってサビをこすり落とします。
③そのままではベタつきますので、水で洗い流しましょう。
④洗ったら乾いた布で水分をよく拭き取り、
予防にオイルを塗ったら完了です。
まさかコーラで自転車のサビ取りができるとは、驚きですよね。
お子さんのコーラをちょっと拝借して、
ぜひチャレンジしてみてください!
自転車のサビ取りグッズは100均で揃う!?激安だけど効果はどう?
広範囲に渡って自転車に付いたサビは、落とすのも大変です。
サビのせいで自転車の見た目も良くないですし、
何より壊れないかと心配になりますよね。
そうならないためにも、少しでも早くサビ取りを行うのが一番です。
便利な100均では、サビ取りに役立つグッズも見つかりますよ!
自転車にも使える、お役立ちアイテムをご紹介しますね。
サビ落としクリーム
頑固なサビを素早く退治するとい、サビ落としクリームは、
サビに直接塗り込んで使います。
塗り込んだら20分程置き、ブラシなどで汚れを落とします。
スチールウールたわし
鍋などの焦げ落としに使うスチールウールタワシは、
自転車にも使えるんですよ。
さび落としクリームを落とすときに、
スチールウールタワシでこすると、効果も倍になります。
サビ取り消しゴム
名前の通り、消しゴムでこするようにしてサビを落とします。
こちらは、「粗目・細目」の2種類がセットになっています。
サビの具合によって、使い分けることができますよ。
ほかにも、さび落としクリームを塗る際に、
ゴム手袋やブラシがあれば便利です。
どちらも100均で揃えることができます
サビ取りの方法は次のようになります。
<100均グッズを使ったサビ取りの方法>
①ゴム手袋をして、さび落としクリームを直接塗込みます。
手が届きにくい場所は、細めのブラシを使いましょう。
②5~10分置いたらブラシでサビを落としていきます。
③落ちにくいサビはスチールウールたわしに、
さび落としクリームを塗ってこすります。
落ちにくいサビは、サビ取り消しゴムも使いつつ、
落としていきましょう。
これらのグッズを使えば、サビ落としができるでしょう。
頑固な部分は少し残ってしまいますが、100均グッズを使っても、
だいたいのサビは落とせますよ!
サンポールはトイレだけじゃなく錆取りに使える!?自転車は大丈夫なの!?
自転車の錆取りには、自宅にある意外なものを使って落とすことができます。
それは、トイレ用洗剤で有名な『サンポール』です。
サンポールは便器の黄ばみ汚れなどを、
強力な酸の力で落とすことができるトイレ用洗剤です。
トイレ用洗剤を自転車に使っても大丈夫なの?と、
心配になりますよね。
サンポールは金属の錆を、強力な酸の力を使って落とすことができるんです。
サンポールに、錆びたボルトや金属を入れて浸し、漬けることで、
錆が落とせるという仕組みです。
そのため自転車に直接サンポールを付ける、
というわけではありません。
錆びたボルトやチェーンなどの部品を外して、
サンポールに浸すことで錆が落ちていきます。
錆取りの仕方は次のとおりです。
<サンポールでの錆取りの方法>
①プラスチック製のバケツなどに、サンポールを入れます。
量は浸す部品の大きさによって調整してください。
②錆取りしたい部品を浸します。
様子を見ながら漬けておきます。
錆が取れて綺麗になってきたら取り出します。
③取り出したらすぐに水と中性洗剤を混ぜた液体に浸します。
こうすることで、取り出し直後急速に進む酸化を、
防ぐことができます。
中性洗剤は食器洗い用洗剤でOKです。
④しばらく置いてから部品を取り出し、水洗いしてサンポールを洗い流します。
⑤水分を拭き取ってから、錆止めスプレーやオイルを塗って、
予防をすれば完了です。
サンポールは強力な塩素系洗剤です。
使用する際は無理のない範囲で行い、
室内で作業する場合は、忘れずに換気しましょう。
自転車のサビ取りにはピカールが1番らしい!?取扱いが難しい噂アリ!?
自転車のサビ取り用の薬剤は、たくさんの種類が販売されています。
店頭には種類が多すぎてどれを買ったらいいのかと、
迷ってしまうかもしれませんね。
そこでおすすめのサビ取り剤、
『ピカール』をご紹介したいと思います。
ピカールは、金属製品に使用できる研磨剤です。
液体、クリーム、練り状の3種類があります。
ドアノブや仏具、金属食器や金物のほかにも、
自転車やバイクの金属のパーツなどにも使えます。
柔らかい布に付けて、気になる部分を磨けばOKなので、
使い方は簡単ですね。
自転車の気になる部分に使ってみてください。
有害ではありませんが臭いが強めなので、
使用する際は注意が必要です。
灯油のような鼻にツーンとくる臭いがします。
そのためご使用の際は、マスクとゴム手袋の着用をおすすめします。
また、衣類にも臭いが染み込む可能性もあります。
大切な洋服の着用は避けた方がいいですね。
自転車のチェーンのサビ取りにも挑戦!有名な556なら5分で終わる!?
自転車はさまざまな場所にサビが発生しますが、
チェーンもその一つです。
サビ付いたチェーンでは、こぎづらくなってしまいます。
早めにサビ取りを行いましょう。
チェーンのサビ取りには、クレ『556』がおすすめです。
クレ556は有名なサビ取り・潤滑剤ですよね。
スプレーするだけで、動きが悪かった鍵がスムーズになった、
なんて経験はありませんか?
自転車だけでなく、あらゆる用途で使えますので、
持っているというご家庭も多いかもしれませんね。
サビたチェーンに556を吹きかけるだけなので、使い方も簡単です。
5分程であっという間に終わってしまいます。
サビ取り効果もあり、潤滑効果もあるので一石二鳥ですよ。
乾きが気になるようでしたら、
更にチェーン用オイルをプラスすれば、サビ予防にもなって安心です。
まとめ
自宅でできる自転車のサビ取りは、
市販のサビ取り剤を使うと効果的です。
作業をするにはブラシ、布やタオル、
軍手などが必要になります。
一般的な流れは薬剤を塗り、ブラシでサビを落とし、
磨いてからオイルでサビ予防をします。
また、『重曹』をペースト状にしてサビに塗って、
こすれば落ちるでしょう。
『コーラ』をかける方法もありますよ。
重曹やコーラは比較的落としやすい、
軽めのサビ取りに効果的です!
自転車のサビ取りには100均グッズも使えますよ。
おすすめは、『サビ落としクリーム』、『スチールウールタワシ』、
『サビ取り消しゴム』です。
トイレ用洗剤の『サンポール』は、錆びた部品を浸して使えます。
塩素系なので室内では換気もお忘れなく!
金属研磨剤の『ピカール』は、サビに付けて磨けばOKです。
自転車 サビ取り おすすめ
チェーンのサビには有名な、クレ『556』がおすすめです。
悩める自転車のサビですが、薬剤などを使って落とせば、
ピカピカに戻ることでしょう!