離乳食作りにも慣れ始めた離乳食後期には、
1日3食と作る回数も増えていきますよね。
そこで1週間分の離乳食を作り置きする方法もあります。
作り置きしておけば、毎回一から調理しなくても済みますし、
時短にもなりますよね。
離乳食後期の作り置きにぴったりの人気レシピと、
保存方法をお伝えしていきますね!
離乳食後期の作り置き人気レシピ
まず、離乳食後期の作り置き人気レシピについてです。
人気のレシピは、「親子丼風作り置き」、
「手づかみフレンチトースト」があります。
ほかにも冷凍ができて持ち歩きにおすすめのレシピは、
「かぼちゃ蒸しパン」、「豆腐ハンバーグ」です。
また、炭水化物、だし(和風・野菜など)、タンパク質、野菜、
といったようにそれぞれ分けて、1週間分の作り置きをしておくと、
組み合わせてメニューを考えられるので便利ですよ。
分量を量って小分けし、製氷皿などにフリージング保存をしておきます。
それでは、離乳食後期の作り置きレシピや、
保存方法について詳しく見ていきましょう。
離乳食後期の1週間の献立!人気の簡単作り置きメニューを紹介!
離乳食後期のメニューを考えるのは毎回大変、
というママも多いことでしょう。
1週間分のメニューを考えて作り置きしておけば、
時短にもなりますし、とても便利なのでおすすめです。
そこで、1週間分の献立の参考に、
簡単な離乳食後期の作り置きメニューをご紹介していきましょう!
親子丼風作り置き
<材料> ※約7〜10回分
・にんじん…80g
・玉ねぎ…80g
・鶏ひき肉…100g
・卵…1個
・しょうゆ…小さじ2
・みりん…小さじ2
・だし汁…400cc
<作り方>
①鍋にだし汁と鶏ひき肉を入れ煮込み、
沸騰する前にぼそぼそとほぐれるように、よくかき混ぜます。
②にんじんと玉ねぎは1㎝角切りにして、
しょうゆとみりんと一緒に鍋に入れて、よく煮込みます。
③火が通って柔らかくなったら、卵をよく解いて回し入れて、
煮込んだら完成です。
④製氷皿や保存容器に小分けして冷凍保存しましょう。
ご飯やうどん、豆腐や野菜にかけるなど、
アレンジも可能ですよ!
手づかみフレンチトースト
<材料> ※食パン5〜6枚切り2枚分
・食パン(6〜5枚切り)…2枚
・卵(Mサイズ) …半分
・粉ミルク…80〜100ml
・甜菜糖または砂糖 …小さじ1
・油…少々
<作り方>
①卵、粉ミルク、甜菜糖または砂糖をよく混ぜます。
②食パンは耳を取り除き、8〜10等分にカットします。
③卵、粉ミルク、甜菜糖または砂糖を混ぜた液に、
カットした食パンを浸します。
④フライパンに油を少量引き、弱火で食パンの両面をしっかりと焼き、火が通ったら完成です。
甘味があって食べやすいフレンチトーストは冷凍可能で、
朝食や昼食、おやつにもおすすめです。
手掴み食べの練習をしている子にもおすすめですよ!
離乳食後期の我が子と外食!持ち運びやすいおかずのレシピや冷凍保存方法!
離乳食後期になると、
外食中は母乳やミルクで乗り切るというわけにもいきませんよね。
そこで、外食にぴったりの、離乳食後期のおかずやレシピをご紹介します!
手づかみもできて、持ち運びもしやすく、冷凍保存も可能ですよ。
かぼちゃ蒸しパン
<材料> ※4食分
・かぼちゃ…70g
・牛乳または豆乳…60~70ml
・砂糖…小さじ1
・薄力粉…50g
・ベーキングパウダー…小さじ1
<作り方>
①かぼちゃは種とワタを取り、皮を剥いて、
電子レンジで3〜4分加熱します。
②過熱後はフォークの背を使って潰してください。
③かぼちゃに砂糖、薄力粉、ベーキングパウダー、牛乳の順に加えて、
よく混ぜましょう。
④混ぜたらマフィン型や、お弁当で使うカップに流し入れ、
電子レンジで1個ずつ約4分加熱したら完成です。
豆腐ハンバーグ
<材料> ※5〜7食分
・鶏ひき肉…90g
・絹ごし豆腐…90g
・玉ねぎ…1/4個
・にんじん(小)…1/3本
・小松菜…2~3枚
・片栗粉…大さじ1
・しょうゆ…少々
・オリーブオイル…少々
<作り方>
①玉ねぎ、にんじん、小松菜をみじん切りにし、
お皿に入れて水を少しかけてラップをし、
600Wのレンジで約1分30秒加熱します。
②鶏ひき肉、豆腐、①の材料、片栗粉、しょうゆを入れ、
よく混ぜ合わせます。
③フライパンにオリーブオイルを少々引いて、
スプーンですくって材料を落とし、食べやすい丸い形を作ります。
④中火にして焼き色がついたらひっくり返し、
蓋をして弱火で約6分焼いたら完成です。
離乳食後期のメニュー作りが面倒!参考にしたいみんなの献立例!
離乳食後期は1日3回のメニューを考えなければいけません。
どんなメニューにしようか、日々頭を悩ませているママも多いことでしょう。
そこで、離乳食後期のママたちのメニュー例を参考にしてみましょう!
<メニュー例>
・ご飯(5倍粥)
・汁物(きのこのスープ)
・かぼちゃの蒸し物
・たらと野菜蒸し
蒸し器を利用することで2品のおかずが同時に作れます。
時短にもなりますよ!
きのこのスープ
<材料>
・かつお昆布だし…200ml
・えのき…5g
・なめたけ…5g
・玉ねぎ…10g
・味噌…0.5g
<作り方>
①きのこは5㎜の長さで切り、玉ねぎは5㎜角で切ります。
②かつお昆布だしに材料を全て入れ煮込みます。
③火が通ったら味噌で風味づけをして完成です。
かぼちゃの蒸し物
<材料>
・かぼちゃ…15g
<作り方>
①かぼちゃの種とワタと皮を取り除き、
蒸しやすい大きさに切ります。
②蒸し器に入れて蒸し終わったら完成です。
たらと野菜蒸し
<材料>
・たら…15g
・にんじん…10g
・キャベツ…5g
<作り方>
①材料を食べやすい大きさに切り、
かぼちゃと一緒に蒸し器に入れ、蒸し終わったら完成です。
離乳食後期の調理はフリージング保存で時短!1週間を楽にするコツ!
離乳食後期になると食事回数も増えるので、
その度に一から作るのはなかなか大変です。
なので、まとめて1週間分を作ってフリージング保存しておけば、
時短にもなりますし調理がグッと楽になりますよ。
離乳食後期の、1週間分のフリージング保存のコツをお伝えしてきますね!
1週間分のフリージング保存のコツ
ポイントは、炭水化物、だし(和風・野菜など)、タンパク質、野菜、
などそれぞれの食材に分けて、1週間分の作り置きをすることです。
炭水化物は、ご飯(5倍粥)、パン粥、うどん、スパゲッティ、
といった主食分を作ります。
それを、1食分ずつ製氷皿など保存容器に入れて冷凍保存します。
ご飯は40gと10gに小分けし、必要な分を保存します。
パン粥は6枚切り(耳はカットします)を2枚半くらい使って、
パン粥を作ったら、10gずつ必要な分を保存します。
うどん(赤ちゃん用)とスパゲッティは柔らかめに茹でてカットし、
60gずつに分けて保存します。
だしは、かつおと昆布からとった和風だし、
ほかには野菜やトマトソースなどの汁物を、
10gずつに分けて保存します。
野菜類は、にんじん、ほうれん草、じゃがいも、大根、玉ねぎ、
ブロッコリーなどお好みで、柔らかく茹でて角切りや薄切りにして、
約5gずつ保存します。
タンパク質の鶏肉は、ササミや胸肉を鶏団子にしてから小分けしておくと便利ですよ。
ツナは食塩不使用のものを茹でてお湯を切ってから、
約5gずつ保存します。
こうして冷凍保存できるものは食材ごとに下処理をし、
製氷皿などに入れて1食分ずつフリージングしておけば、
アレンジしてさまざまなメニューを簡単に作れますよ!
離乳食後期に余った粉ミルクが大活躍!隠し味のオススメレシピはこれ!
離乳食後期は離乳食だけでなく、ミルクや母乳もまだ欠かせません。
時には粉ミルクが余ってしまうこともありますよね。
そんなときは余った粉ミルクも隠し味として、
離乳食レシピに利用しちゃいましょう!
粉ミルクを使った、離乳食後期にオススメのレシピをご紹介していきますね!
野菜のミルク煮
<材料> ※5食分
・大根…5㎝
・にんじん…8㎝
・ブロッコリー…1/4房
・ミルク…200cc
<作り方>
①野菜は6〜7㎜くらいの角切りにし、
鍋にたっぷりの水を入れて、中火で10分くらい茹でます。
②茹でたらお湯を捨て、ミルクを入れてから、
野菜が柔らかくなるまで煮込み、完成です。
好きな野菜で作ってOKです。
とろみが欲しい場合は片栗粉でとろみをつけましょう。
さつまいものミルクおやき
<材料> ※約8個分
・さつまいも…100g
・粉ミルクをといたもの…大さじ2
・バター…5g
<作り方>
①さつまいもは皮を剥いて潰しやすい大きさにカットし、
約5分水にさらしてアク抜きをします。
②アク抜きしたさつまいもは鍋で柔らかくなるまで茹でるか、
電子レンジ600Wで約3分30秒加熱します。
③柔らかくなったさつまいもはフォークなどで潰し、
ミルクを加えて混ぜ合わせます。
④混ぜたら一口大に丸め、フライパンを熱してバターを引き、
両面を焼いたら完成です。
離乳食後期からでも遅くない!まとめて作るなら圧力鍋が便利でオススメ!
離乳食作りはとにかく「煮る」作業が多いです。
お粥や野菜などを煮て、赤ちゃんの月齢に合わせて調理するのが基本ですよね。
煮る作業は何よりも時間がかかるので、
面倒に思う日もあるでしょう。
そんなときに活躍してくれるのが、「圧力鍋」です。
圧力鍋を持っている方は、離乳食後期もよく利用しているかもしれませんね。
離乳食後期に1週間分まとめて作っておきたいときにも、
圧力鍋はオススメです。
短時間で食材がトロトロに柔らかく作れますよ!
野菜は、にんじん、じゃがいも、大根など、
煮る時間がかかる根菜類の調理にオススメです。
では、圧力鍋を使った野菜の調理方法をご紹介しましょう。
圧力鍋を使った野菜の調理方法
①にんじん、大根、じゃがいもなどの根菜類を洗い、
厚さ約1㎝角にカットします。
②圧力鍋に野菜を入れ、水かだしを200〜300mlほど入れ、
火にかけます。
③圧力がかかったら弱火にし、約4分加圧して、
火を止めて圧力が完全に抜けてから蓋を開けましょう。
短時間で調理可能な圧力鍋を利用して、
野菜をまとめて煮込んで冷凍保存しておけば、
いろいろなメニューに使えて便利です!
カレーや煮物などの煮込み料理も短時間でできるので、
離乳食作り以外にも使えて便利ですよ。
終わりが見えない…離乳食後期に考えたい我が子との離乳食生活はいつまで!?
離乳食後期になると慣れてくると同時に、
1日3回と食事回数も増えるので、ママは忙しくて大変ですよね。
終わりが見えないと、気が重くなる日もあるでしょう。
離乳食生活はいったいいつまで続くのか、
不安に思うこともあるかもしれませんね。
離乳食は生後5〜6ヶ月頃の初期から始まり、
7〜8ヶ月頃の中期、9〜11ヶ月頃の後期、
12〜18ヶ月頃の完了期まで続きます。
完了期が終わるのが18ヶ月頃(1歳半頃)になります。
ですので、多少個人差はあるかもしれませんが、
離乳食は18ヶ月頃(1歳半頃)を目安に終了するでしょう。
離乳食後期が終わって完了期になると、
軟飯や普通のご飯が食べられるようになります。
大人と同じようなメニューも食べられるようになってきますよ。
完了期までくれば、ママやパパもだいぶ楽になるでしょう。
離乳食がいつまで続くのかと、
気が重くなることもあるかもしれませんが、
いつか必ず離乳食を卒業する時期がやってきます。
焦らず、時には手を抜きながら、楽しんで続けていきましょう。
まとめ
離乳食後期になると食事回数が1日3回に増えるので、
作り置きしておくと便利です。
人気の簡単作り置きメニューは、「親子丼風作り置き」、
「手づかみフレンチトースト」です。
どちらも冷凍保存可能です。
外食に便利で持ち運びやすいおかずは、
「かぼちゃ蒸しパン」、「豆腐ハンバーグ」です。
手掴みでも食べられますよ!
参考にしたいメニュー例は、
ご飯(5倍粥)、きのこのスープ、かぼちゃの蒸し物、
たらと野菜蒸しです。
1週間分を食材別に分けて、1食ずつフリージングしておけば、
時短になってとても便利です。
余った粉ミルクは離乳食に利用しましょう。
野菜のミルク煮や、さつまいものミルクおやきがおすすめです。
圧力鍋を使えば、時短で野菜を煮込むことができるので便利ですよ。
離乳食が終わるのは完了期の18ヶ月頃(1歳半頃)です。
いつまで続くのかと不安に思う日もあるかもしれませんが、
いつかは必ず終わります。
焦らず楽しみながら続けましょう。