普段の生活で車を利用している方は多いと思いますが、
赤ちゃんが生まれたら、チャイルドシートは必須アイテムです。
2000年から自家用車にはチャイルドシートの取り付けると、
法律で義務付けられており、それは6歳未満の子どもが対象です。
新生児が退院するときも同様に、
チャイルドシートの設置は必要です。
しかし、退院時にチャイルドシートがない、
まだ購入していないという方もいらっしゃいます。
そういった場合は安全に帰宅するためにも、
公共交通機関(バスや電車)、タクシーを利用しましょう。
しかし、乗車する人が多いバスや電車の利用は、
退院したばかりの状態で、しかも新生児を連れてとなれば、
難しいかもしれません。
そうなると、タクシーを利用するのが最も安全でしょう。
最近では、希望すればチャイルドシートを付けてくれたり、
子供向けのサービスを行っているタクシー会社もあります。
気になる方は、チャイルドシートを用意してもらえるかなど、
事前に問い合わせておくことをおすすめします。
退院時にレンタカーを借りて帰宅する場合も、
チャイルドシートを設置しなければいけません。
購入が難しい方はレンタルする方法もありますよ。
赤ちゃんの安全を守るためにも、必要な方はなるべく退院時までに、
チャイルドシートの用意をしておきましょう。
新生児も安心!チャイルドシートなしでもOK!着用義務免除はどんな時!?
チャイルドシートは新生児から幼児までの、
小さな子供の命を守ってくれる大切なアイテムです。
車があるご家庭には特に必須になります。
もし、設置を怠った場合は違反とみなされ、
運転者の免許が1点減点されてしまいます。
それに、何よりも子供の安全が第一ですよね。
そのため新生児を車に乗せるときには、
必ずチャイルドシートを設置しましょう。
このように、車に必須アイテムのチャイルドシートですが、
義務が免除されるケースがあります。
チャイルドシートなしでもいいなんて、どんな時なのでしょうか?
最も身近な例えは、タクシーやバスに乗車する時です。
退院後や健診での移動など、車を持っていない方は、
タクシーやバスをよく利用するかと思います。
そういった時はチャイルドシートなしでも、
特別に免除されるのでご安心ください。
ほかにも、次のようなケースは免除されます。
赤ちゃんや子どもがケガをしていたり、障害があるなど、
身体的にチャイルドシートの着用が困難な場合も免除されます。
警察や病院などに応急搬送される場合も同様です。
また、幼稚園などの送迎バスの場合も、
シートベルトを利用しますので、
チャイルドシートは不要となります。
また、チャイルドシートを設置する場所がない車の場合、
乗車する子どもの人数と同じ数のチャイルドシートを設置できない場合も免除の対象となります。
このように、チャイルドシートがなくても、
免除されるケースはさまざまですが、判断が難しい場合は、
事前に警察に問合せて確認しておくことをおすすめします。
新生児の退院にタクシー…チャイルドシート不要は怖い!?乗車前の注意点!
新生児との退院時の移動には、
タクシーを利用する方も大勢いらっしゃいます。
病院に止まっているタクシーにそのまま乗車する方、
事前にタクシー会社に予約を入れておく方などさまざまです。
タクシーに乗車する場合は、
チャイルドシート設置義務が免除されます。
そのため、乗車する時は赤ちゃんを抱っこすることになりますが、
チャイルドシートなしでは怖いと思うかもしれませんね。
そこで、タクシー乗車前の注意点をお伝えしていきましょう。
乗車して気になるのが、シートベルトの仕方ですよね。
新生児を抱っこして乗る場合は、
大人だけがシートベルト着用でOKです。
もし事故に遭ってしまい、二人一緒にシートベルトをしていたら、
体の小さな新生児は、衝撃で大きな負担を受けてしまいます。
そのため、ママだけがシートベルトをして、
その後に、抱っこ紐やスリングを使って赤ちゃんを抱っこしてあげましょう。
チャイルドシートなしで怖いと感じる方は、そのまま抱っこせず、
スリングや抱っこ紐を利用がおすすめです。
シートベルトとプラスすることで、
赤ちゃんもママも事故の衝撃から守られるでしょう。
新生児とタクシー…チャイルドシートに乗せない場合に気を付けるポイント!
新生児とタクシーを利用し、チャイルドシートに乗せない場合の、
気を付けるべきポイントをお伝えしましょう。
まず、病院から自宅までの道のりを把握しておくことですね。
時間帯によっては道路が混んでいることも想定されます。
どれくらいかかるのか、急な坂道やカーブはあるのか、
などを想定しておくことで、気持ちに余裕が持てますよ。
想定外の渋滞に合ったことも考え、
いざというときすぐ授乳できるように、
ケープなどを取り出せるよう準備しておきましょう。
乗車時間が長くて不安な方は、
チャイルドシート取り付けOKなタクシー会社を、
事前に予約しておくことをおすすめします。
また、子ども向けサービスに対応しているタクシー会社もあります。
退院時だけでなく、健診や通院の際にも便利ですよ。
新生児対応に慣れているタクシーなら、
チャイルドシートに乗せない場合でも安心できるでしょう。
まとめ
自家用車以外で新生児を連れて退院するときは、
タクシーがおすすめです。
タクシーはチャイルドシート設置義務が免除されています。
そのため、乗るときは抱っこが基本です。
ママはシートベルトをしてから抱っこひも使うことで、
安全に乗車できますよ。
それでも不安な方は、子供向けサービス対応のあるタクシー会社に、
事前に問い合わせておきましょう。
タクシーを利用する際は、赤ちゃんの安全を第一に考え、
無事に自宅に帰りましょう。