唐揚げやチキンソテー、カレーやシチューなど、
鶏肉を使ったレシピは大人も子どもも大好きですよね。
特売日にたくさん買って、冷凍保存しておくというご家庭も多いでしょう。
調理の際には解凍しなければいけませんが、
すぐに使いたいときってありますよね。
できれば早く解凍したい!とお悩みの方へ、
鶏肉の解凍が早くできる方法をご紹介しますね。
時短解凍のおすすめは、『氷水』を使った方法です。
『氷水』を使った解凍方法
①まず、冷凍した鶏肉は、ジップロックなどの密封できる袋に入れ、
汁が漏れないようにしっかりと密封します。
鶏肉に付着した細菌などが出てこないようにするためです。
②鶏肉が入る大きさのボウルに氷水を作ります。
③氷水の中に鶏肉を入れ、完全に水に浸かるようにします。
30分そのまま置きましょう。
④30分後、氷水を取り替えて、更に30分置きます。
⑤鶏肉が解凍されていたら取り出して調理可能です。
約450gの鶏肉は1時間ほどで解凍できます。
氷水を使った方法は、冷蔵庫で解凍するよりも早くできますよ。
解凍した鶏肉を冷蔵庫で保存するのはNGです。
すぐに調理しましょう!
鶏胸肉のスティックチキン
おすすめの鶏肉レシピ、
『鶏胸肉のスティックチキン』をご紹介しますね。
<材料> ※2人分
・鶏胸肉…1枚
・醤油…小さじ2
・酒…小さじ1
・みりん…小さじ2
・砂糖…小さじ1
・味噌…小さじ1
・豆板醤…小さじ1/2
・ニンニク…小さじ1
・ゴマ油…小さじ2
作り方
①鶏胸肉の皮や脂部分を取り除きます。
厚さ1㎝、幅1㎝のスティック状にカットします。
②カットしたらボウルに入れ、
ゴマ油以外の調味料を入れて混ぜます。
10分程置いて味をなじませましょう。
③フライパンにゴマ油を引いて、焼き色が付くまで焼けたらOKです。
④お好みで、いりゴマや万能ねぎを振りかけても美味しいですよ!
ゴマ油の香りが食欲をそそります。
鶏胸肉なのでヘルシーだけど、大人も子どもも大好きな味です。
鶏胸肉の解凍…水につけるのはアリ?楽で早い気がするけど実際はどう?
ヘルシーでお値段もお手頃な鶏胸肉は、
大量購入して冷凍保存しておく、というご家庭も多いでしょう。
そのまま冷凍したり、下味を付けて冷凍したりと、
方法はさまざまです。
そんな冷凍した鶏胸肉の解凍方法の一つに、
水につけるという方法があります。
先ほどは氷水を使った方法をご紹介しましたが、
水を使った解凍方法はほかにもあるんですよ。
それは、『流水解凍』です。
流水解凍も水につけるだけといたって簡単です。
ジップロックなどの保存袋に入れて、
水に浸しながら、流水で解凍します。
水につけるのはどうなんだろうと不安に思うかもしれませんが、
解凍された鶏胸肉は美味しいです。
急に火を通して解凍してしまうと、
肉が劣化してしまうことがあるんですよね。
流水や氷水を利用すれば、温度変化があまり無い状態で解凍することが出来ます。
そのため、肉の劣化防止になり、美味しい状態を保てるのです。
しかも、1~2時間ほどで解凍されるので、時短にもなります。
帰ってすぐに鶏胸肉を流水や氷水で解凍し、
その間にほかの家事を行うこともできますよね。
冷蔵庫で解凍するのを忘れた方や、時間が無い方にはぜひ、
水につける方法を試してみてください。
鶏肉の解凍にレンジを使う時の注意点は?向かない容器があるって本当!?
電子レンジは解凍にとても便利ですよね。
冷凍食品を温めたり、冷凍した肉や野菜を解凍することもあるでしょう。
電子レンジを使わない日は無い、といってもいいくらい、
私たちの生活に欠かせないものになっています。
そんな電子レンジを使って、鶏肉を解凍される方もいらっしゃるかと思います。
ほとんどの電子レンジには解凍機能がありますよね。
電子レンジの解凍機能を使って鶏肉の解凍もOKです。
しかし、レンジを使う際にはいくつか注意点があります。
解凍機能を使う場合は、一定の部分だけ加熱されることがあります。
そのため、何度かレンジを止めて、鶏肉の位置を変えるようにしましょう。
左右反対に向けたり、裏返したりすることで、
全体に熱が伝わりうまく解凍が行えますよ!
また、鶏肉を入れる容器にも注意が必要です。
プラスチック容器は熱で溶けてしまうためNGです。
プラスチック容器に鶏肉を入れたまま、
レンジで解凍してはいけません。
必ずプラスチック容器を取り外し、
電子レンジ対応可能な容器に移し替えましょう。
解凍した後の胸鶏肉のタンパク質は減る!?逃がさないコツはこれだ!
鶏胸肉はヘルシーでタンパク質豊富で、
ダイエットや筋トレには欠かせない食材ですよね。
タンパク質は鶏胸肉を解凍することで減ってしまうのでは…、
と心配される方もいることでしょう。
せっかく鶏胸肉を食べたのに、
肝心のタンパク質を摂取できなくては意味がありませんよね。
では、タンパク質を逃がさない解凍方法をお伝えしましょう。
それは、『50℃のお湯』を使った時短解凍方法です。
冷凍した鶏胸肉をポリ袋に入れ、50℃のお湯につけるだけです。
だいたい5~10分ほどで解凍できます。
短時間で解凍することで、
肉の細胞が受けるダメージを防ぐことができるんですよ。
味が落ちることもほとんどなく、ドリップが出るのを防ぐことができ、
タンパク質や旨味成分も逃がしません。
肉の弾力もしっかりしているので、
解凍しても美味しく食べることができますよ。
タンパク質重視の方は、ぜひ50℃のお湯で解凍してみてください。
鶏肉は解凍するとどれくらい日持ちする?長持ちさせる技を一挙公開!?
鶏肉を冷凍してみたものの、
解凍後はどれくらい日持ちするのか気になりますよね。
解凍したらその日のうちに調理しなければ!と考えてしまいますが、
実際はどれくらいまでOKなのでしょうか。
一般的には、解凍してから2日が賞味期限といわれています。
だだし、こちらは冷蔵庫で解凍した場合です。
冷蔵庫の温度は5℃以下がベストですね。
常温や電子レンジで解凍した場合は、
傷むペースも早まりますので、すぐに調理しましょう。
実は、解凍後2日の賞味期限より、
もう少し長持ちさせる方法があるんですよ。
では、日持ちさせる技をご紹介しますね!
チルド室を使用する
チルド室は温度が0~マイナス1℃と設定されています。
普通の冷蔵庫の温度は0~10℃なので、
それに比べたら、チルド室は低く設定されていますよね。
そのため、解凍をチルド室で行い、そのまま保存しておけば、
賞味期限を延ばすことが可能です。
早めに冷凍庫に入れる
鶏肉を買う際に、鮮度の良いものを選んで、
買い物したらすぐに冷凍庫に入れる方法です。
美味しさをキープするためにも、買い物から帰ったら、
冷蔵庫ではなく、すぐに冷凍庫に入れ、保存してしまいましょう。
できれば急速冷凍がベストです。
アルミやステンレスのトレイに平らに乗せてから、
冷凍庫に入れると冷凍速度も高まります。
急速冷凍室がある場合は、そちらでもOKです。
賞味期限間近に冷凍すれば、肉を劣化させ、
解凍後の賞味期限も短くなってしまいます。
新鮮なうちに冷凍保存することで、
解凍後の賞味期限も延ばすことが可能になりますよ!
鶏肉の保存方法で1番簡単なのは茹でること!様々な料理にもグッド!?
鶏肉は生のまま冷凍保存することも可能ですが、
調理した状態で冷凍保存しておくこともできます。
最も簡単な方法は茹でることです。
下茹でして冷凍しておけば、さまざまな料理に使えますよ!
時短にもなるので、忙しい日の食事には凄く助かります。
では鶏肉を茹でる方法をご紹介しますね。
<材料> ※8食分
・鶏胸肉…4枚
・長ネギ(青い部分のみ)…1本分
・ショウガ…一かけ
・塩…小さじ1
・酒…大さじ2
・酢…小さじ1/2
・水…600ml
<鶏肉の茹で方>
①鍋に材料を全て入れます。
鶏胸肉は皮の面を上に、その上には長ネギとショウガを乗せます。
②火にかけ、沸騰後あくを取り、弱火にして蓋をします。
15分ほどそのまま煮込みます。
③一度鶏胸肉を裏返します。
状態を見て、生の部分があれば5分程煮ましょう。
④火が通ったら竹串を指してみて、透明な汁が出ればOKです。
⑤火を止めてもすぐに蓋は取らず、
しばらくそのままにしておきましょう。
予熱を利用して温めます。
⑥鶏肉の熱が冷めたら、鍋から取り出し完了です。
下茹で後は鶏肉を冷凍保存します。
ジップロックを使用して、2枚はそのままで、
もう2枚は食べやすい大きさに手でほぐしてから保存しましょう。
ちなみに、茹で汁も保存可能です!
鶏のだしが効いたスープに使用できますよ。
このように下茹でした鶏肉を冷凍しておけば、
解凍してすぐに料理に使え、とっても便利です。
ほぐした鶏肉は、麺類の具材やバンバンジーなどに使えるし、
スープもそのまま使用できます。
何かもう一品、という時にも冷凍茹で鶏があれば、助かりますよ!
初心者でもOK!?ボイル鶏胸肉でできるサラダチキンの作り方はこれ!
鶏胸肉はタンパク質豊富でヘルシーなのに、
お手頃という優秀食材ですよね。
なかでも人気が高いレシピは『サラダチキン』です。
初心者でも簡単にできる、
美味しいサラダチキンの作り方をご紹介しますね。
<材料> ※1~2枚分
・鶏胸肉…1~2枚
・塩…小さじ1~2
・ショウガ…スライスしたもの少々
・お湯…鶏胸肉が浸る量
<美味しいサラダチキンの作り方>
①鍋にお湯を沸かし、塩とショウガを入れます。
②沸騰したら鶏胸肉を入れます。
一度温度が下がるので、再沸騰したら火を止め、蓋をします。
③冷めるまで蓋をしたまま置いておきます。
④冷めたら鶏胸肉を取り出して、
お好みの大きさにカットし、完了です。
余ったら冷蔵庫で保存可能です。
また、ゆで汁も鶏のだしが効いているので、
スープの素として利用できますよ。
とても簡単にできるサラダチキンの作り方ですよね。
予熱調理することで、パサつきがちな鶏胸肉も、
しっとりジューシーな仕上がりになりますよ!
茹で鶏胸肉は細かく切る!割く!濃い味付けで保存食や常備菜に変身!?
鶏胸肉は下茹でしておけば、保存食や常備菜として利用できます。
一度にたくさん茹でて保存食を作っておけば、
何度も調理しなくて済みますし、
忙しい日にはとっても助かりますよ!
茹でた鶏胸肉は、細かくカットしたり、
ざっと割いて保存しておけば、更に時短になります。
濃い目の味付けをして調理すれば、常備菜にも変身します。
鶏胸肉おすすめの常備菜、
『鶏胸肉とごぼうの酢醤油焼き』をご紹介しますね。
<材料> ※2~3人分
・茹でた鶏胸肉…1枚
・ごぼう…1本分
・醤油…大さじ2
・酒…大さじ2
・砂糖…大さじ2
・酢…大さじ2
・小麦粉…大さじ1
<鶏胸肉とごぼうの酢醤油焼きの作り方>
①最初にごぼうの皮をそぎ落として斜め切りにし、
レンジで約2分加熱します。
②鶏胸肉は一口大にカットし、小麦粉を振りかけます。
③フライパンで焼き色が付くまで焼きます。
④ごぼうも一緒に軽く炒め、調味料を全て加え、
よく混ぜたら完了です。
鶏胸肉とごぼうでヘルシーですが、
味付けがしっかりしていて、食欲もそそりますよ!
まとめ
冷凍保存した鶏肉を時短で解凍する方法は、
氷水、または流水解凍がおすすめです。
保存袋に入れて密封し、水につけておけば、
劣化防止になり、美味しさが逃げません。
電子レンジを使って解凍する際は、
部分的にしか熱が伝わらない場合があります。
ときどき鶏肉の位置を変えたり、裏返したりしましょう。
プラスチック容器の使用もNGです。
タンパク質を逃さないようにするには、
50℃のお湯を使った時短解凍がおすすめです。
解凍後の鶏肉は一般的に2日ほど日持ちします。
チルド室に入れたり、鮮度の良いものを選び、
購入後すぐに冷凍保存すれば、更に長持ちします。
茹でた鶏肉も冷凍保存可能です。
解凍後は様々な料理に使え、便利ですよ!
人気のサラダチキンは予熱の利用で、
しっとりした仕上がりになります。
茹でた鶏肉は濃い目に味付けして、
保存食や常備菜にもおすすめです。
ヘルシーでお得な鶏肉を上手に活用し、
美味しい時短メニューを作ってみましょう!