離乳食後期の9〜11ヶ月になると、お出かけする時間も長くなり、
外で食事をする機会も増えてくる頃ですよね。
1日3回食事をするようになるので、お出かけ時も、
お弁当などの用意が必要です。
そこで、離乳食後期のお出かけランチに、
ママも楽ちんなお弁当のコツをお伝えしていきますね!
お弁当があれば外出先でも、ママが作るいつものごはんを安心して食べることができます。
でも、お出かけの準備で忙しい日は、
できればママも楽ちんにお弁当作りをしたいですよね。
お弁当に入れるおかずは、簡単に用意できて、
汚れることなく食べやすいものがいいでしょう。
野菜は電子レンジで加熱したものや、
茹でただけのものを入れると楽ですよ。
物足りない場合はかつお節や青のりをトッピングすればOKです。
野菜は手掴みできるようにスティック状や、
持ちやすい大きさにカットしてもいいですね。
主食は食パンを持ちやすいようにカットして、
お弁当箱に入れればOKです。
食パンは切るだけなので楽に用意できますよ。
また、軟飯で作る具だくさんの小さなおにぎりも便利です。
具の種類を増やすことで、1食で栄養が補えますよ。
おやきやお好み焼きを食べやすい大きさにカットしても、
持ち歩きやすくて食べやすいお弁当になりますね。
離乳食後期の我が子と外出する時のランチ!みんなはどうしてる!?
離乳食後期になると、外出してランチをする機会も増えてきますよね。
外出時はお弁当を持参するか、離乳食メニューがあるお店を選ぶか、
ベビーフードを利用するかなど、ご家庭によってさまざまでしょう。
そんな外出時のランチですが、
ほかのご家庭はどうしているのか気になりますよね。
外出時のランチはベビーフードやパンなどを利用する、
といった声が最も多く聞かれます。
それらは常温でも食べられるので、
そのままパッと手軽にランチできる点が便利ですね。
お弁当を準備する手間も省けますし、外出先で購入できる場合もあります。
続いて多かったのが、手作りの離乳食弁当を持参するといった声です。
赤ちゃんがベビーフードを食べ慣れていない場合は、
あげても食べないことも多く、そういった場合は、
ママがお弁当を作って持参する形になります。
いつもの離乳食なら赤ちゃんは安心して食べられるでしょう。
手掴みで食べやすいものを中心に、
簡単ランチを作るご家庭が多いですね。
ただし、手作りの場合は少し手間がかかることや、
季節によってはお弁当が傷みやすくなるので、
保存方法にも注意が必要になります。
ほかには、離乳食メニューがあるお店を利用する、
といった声も少数ですが聞かれます。
離乳食メニューがあるお店を利用する場合は、
事前に食べられる離乳食メニューがあるのかを、
調べておいた方が安心ですね。
また、ランチの時間帯は混雑する可能性が高いです。
赤ちゃんがお腹が空いてぐずらないうちにお店に入る、
あるいは混雑する時間帯をずらすなどして、
待ち時間が少ないように工夫する必要があるでしょう。
外出する場所や時期などによって食事方法は臨機応変に対応し、
離乳食後期のお出かけランチを工夫しましょう。
離乳食後期のおかずをお弁当に詰めてお出かけ!おすすめサイズ!
離乳食後期のお弁当箱は、どれくらいの大きさがいいのか、
サイズがよく分からない方もいるでしょう。
離乳食後期10ヶ月頃の1回の食事量の目安は約180g、
完了期では約200gが目安となります。
なので、お弁当のサイズは250g(ml)あれば十分といえます。
また、外出先ではお家で食べている時とは環境が違うため、
食事に集中できないこともあり、食べ残すこともあります。
そのため、いつも食べている離乳食1回分の量の、
8分目程度が入るサイズでも良いでしょう。
離乳食後期までは、とろみがついているおかずもありますので、
お弁当箱は小分けされているタイプ、
あるいは仕切られているタイプがおすすめです。
掴み食べをするときにも、
おかずが分けられている方が食べやすく、汚れにくいでしょう。
一つのお弁当にまとめておかずを入れるのは、
完了期頃が目安になります。
離乳食後期の持ち運び用おかず!衛生面など知りたい注意ポイント!
離乳食後期の外出時には、
お弁当を作って持ち運びたいというご家庭も多いです。
手作り離乳食は赤ちゃんも安心して食べられますが、
持ち運びするとなれば、衛生面など気になることもたくさんあるでしょう。
そこで離乳食後期のおかずを持ち運びする時の、
注意ポイントをお伝えしていきますね!
お弁当おかずを持ち運びする時の注意点
①当日調理したものを持参する
作り置きして時間が経つと、おかずが傷んでしまいます。
衛生面を考え、当日調理したものを用意しましょう。
②保冷剤・保冷バック
作ったお弁当は保冷剤を入れ、
保冷バックに保管した状態で持ち歩きましょう。
直射日光は避け、なるべく涼しい場所で保管します。
③味見をする
赤ちゃんにあげる前に、ママやパパが味見をしてみましょう。
味がおかしいと思ったら、傷んでいる可能性も考えられるので、
食べさせないでくださいね。
④早めに食べる
お弁当を作ってから2時間を目安に食べるようにしましょう。
朝作ったものを夜に食べさせるのはNGです。
⑤盛り付けは素手で行わない
手には細菌がいるので、お弁当箱におかずを入れる時は、
清潔な箸やスプーンを使いましょう。
⑥お弁当の蓋は冷めてから
細菌繁殖防止のためには、おかずの熱が取れ、
冷めてからお弁当箱の蓋をしましょう。
離乳食後期のお弁当にゆで卵は大丈夫!?衛生面やアレルギーも安心のレシピ!
ゆで卵は離乳食初期から少量ずつ食べられる食材です。
タンパク質やビタミンなど、栄養が豊富に含まれているので、
離乳食でゆで卵を使うご家庭も多いでしょう。
離乳食後期からは固ゆでにした卵を、
5㎜角の大きさで刻んで食べられるようになります。
ほかにも、卵焼きやオムレツ、親子丼など、
食べられる卵レシピも増えてくるでしょう。
では、離乳食後期のお弁当におすすめ、衛生面やアレルギーも安心の、
ゆで卵を使ったレシピをご紹介しますね!
じゃがいもおやき
<材料> ※2食分
・小さめのじゃがいも…1個
・にんじん…約2㎝
・小松菜の葉先…約5〜6㎝
・かたゆで卵…1個分
・片栗粉…大さじ2
・粉末和風だし…小さじ1/3
・サラダ油…小さじ1
<作り方>
①じゃがいもは皮を剥いて5㎜角にカットし、
にんじんはそれより小さめにカットします。
②鍋に水とじゃがいも、にんじんを入れ火にかけます。
③小松菜は5㎜角にカットし、沸騰したら鍋に入れて、
中火よりの弱火で煮ます。
④かたゆで卵の黄身をボウルに移し、
白身は5㎜角に刻んでから同じくボウルに移し、
片栗粉と粉末和風だしを加えます。
⑤じゃがいもとにんじんが柔らかくなったらザルに上げ、
お湯をしっかり切ってからボウルに移し、
じゃがいもを潰しながら全体的によく混ぜます。
⑥フライパンを熱しサラダ油を薄くひいたら、
材料を1.5〜2㎝ほどの大きさに丸めて並べます。
⑦蓋をして蒸し焼きにし、両面に軽く焼き色がついたら完成です。
離乳食後期の我が子にミニトマトは食べられる!?加熱してママも安心!
お弁当を彩りよく仕上げてくれる野菜といえば、
真っ赤なミニトマトが思い浮かびますよね。
カラフルでビタミンも豊富で食べやすく、サラダにはもちろん、
お弁当にも入れやすい野菜とあって人気も高いです。
離乳食後期はミニトマトが食べられるのか気になりますよね。
ミニトマトは離乳食初期から食べることが可能です。
後期になると5㎜角に刻んで食べさせることができます。
しかし、生であげるのはNGです。
離乳食では必ず加熱してからあげるのが基本です。
生で食べられるようになる目安は幼児期からです。
そして離乳食期間中、ミニトマトは下処理が必要です。
湯むきをして皮を取り、種も取り除く必要があります。
ミニトマトの皮は噛みちぎるのが難しいので、
離乳食が終了する1歳半頃までは湯むきが必要ですね。
それでは、ミニトマトの下処理の方法についてお伝えしていきますね!
<ミニトマトの下処理方法>
①ミニトマトに十字の切れ込みを入れます。
②鍋にお湯を沸かし、沸騰したら止めて、ミニトマトを入れます。
③ミニトマトの皮にしわが寄ってきたら取り出しましょう。
④取り出したら皮を剥いて、1/4にカットしてから、
スプーンで種を取り出しましょう。
こうして下処理をしてから調理すれば、
離乳食弁当に使うこともできます。
刻んでそのままでも、ササミなどと合わせてパンに挟んだりして、
離乳食弁当に使えるでしょう。
離乳食後期にデザートの果物は食べられる!?目安の量と切る大きさを解説!
果物は甘味があるものが多く、ビタミンも豊富に含まれているので、
小さな子も好んで食べる食材です。
果物は離乳食初期から加熱して取り入れることが可能です。
離乳食後期になるとデザートにもプラスしてあげたいですよね。
ただし、果物は甘味があって食べやすいので、
与える量にも注意が必要です。
離乳食後期の目安量は、1回あたり約10gです。
小さじ2杯の量になりますね。
そして切り方についてですが、果物はほかの食材と同じように、
基本的には5㎜角に切ります。
バナナやりんごなど手掴みしやすい果物は、
スティック状にしてもOKでしょう。
みかんは薄皮を剥いてからそのまま手掴みで食べられます。
基本的に後期は果物を生で食べさせてもOKですが、
初めて食べさせる種類は、
指で軽く押して潰れる硬さまで加熱してからあげましょう。
果物はできるだけ新鮮で完熟したものを選びましょう。
バナナやりんごは赤ちゃんも喜んで食べるでしょう。
ほかにもいちご、みかん、梨、メロン、すいか、ぶどうなど、
甘味が強い果物が好まれますね。
特にバナナは主食やおやつにもなるので、
離乳食後期の持ち歩きお弁当には助かるでしょう。
離乳食後期のお弁当に冷凍保存も出来る人気のおすすめ容器はこれ!
離乳食は、野菜をまとめて茹でて冷凍したり、
調理後に冷凍保存しておくことが多いでしょう。
後期になると1日の食事回数も増えるので、
ますます冷凍保存が活躍しますよね。
食材を容器に入れて冷凍保存しておけば、
お弁当のおかずも電子レンジで加熱するだけと簡単なので、
忙しい朝には助かります。
そこで、離乳食後期のお弁当に、冷凍保存もできる、
おすすめの容器をご紹介していきたいと思います。
エジソンのベビーコンテナ
一つの容器が3つに仕切られているベビーコンテナです。
主食、主菜、副菜を一つの容器に入れることができ、
蓋もしっかり仕切られているので混ざる心配もありません。
食べさせやすい取っ手付きなのが嬉しいポイントです。
冷凍庫・電子レンジもOKなので、
事前にバランスの良い離乳食弁当を作って冷凍しておけば、
当日温めるだけで出来上がりですよ!
レック アンパンマン 離乳食 ランチボックス M
人気のアンパマンのランチボックスです。
こちらも3つの仕切り付きなので、食材が混ざる心配がありません。
持ち運びしやすいスリム型で、冷凍・電子レンジOKです。
四方ロック式なのでこぼれる心配もないですよ!
まとめ
離乳食後期のお出かけの楽ちんお弁当は、
簡単に作れて汚れないものが最適です。
外出時のランチは保存食を利用するご家庭が最も多く、
続いて手作り離乳食弁当、離乳食メニューがあるお店の利用になります。
外出時の季節や状況に合わせて、臨機応変に考えてみましょう。
離乳食後期の食事量は1回約180gが目安なので、
お弁当サイズは約250mlあれば十分でしょう。
離乳食の持ち歩きは保冷剤を入れるなど、
衛生面に気をつけましょう。
ゆで卵を使ったお弁当レシピは、
手掴みOKな「じゃがいもおやき」がおすすめです。
ミニトマトは加熱が必要です。
湯むきして皮と種を取り、1/4にカットしてからあげましょう。
果物の目安量は1回あたり10gまでです。
5㎜角に切るか、掴み食べしやすい大きさに切りましょう。
冷凍保存・電子レンジも可能な容器は、
「エジソンのベビーコンテナ」、
「レック アンパンマン 離乳食 ランチボックス M」です。
どちらも3つに仕切られているので便利ですよ!