カビは湿気があれば、家中のあらゆる場所に発生します。
お風呂場や洗面所はもちろん、
結露した壁などにも繁殖しやすいです。
特に壁紙にカビが繁殖した場合は、放っておくとどんどん広がり、
綺麗に落とすことが難しくなってきます。
そのため、壁紙のカビ予防をすることが大切です。
また、防カビ成分が入ったペンキを塗ることも、
壁紙のカビ対策の一つです。
まず、カビ予防の方法は次のようになります。
①冬など結露した窓や壁は放っておかず、
水気をきちんと拭き取りましょう。
②カビはジメジメとした湿気を好み、反対に乾燥には弱いです。
そのため窓を開け換気をし、空気を通すことが大切です。
③家具などは壁から少し離して設置しましょう。
次は、壁紙の防カビ対策にオススメのペンキ、
『シェルペイント』をご紹介します。
このシェルペイントは名前の通り、主原料は貝殻(ホタテ貝)で、
海藻などの自然素材が成分となっています。
環境にも優しく、安心して使えますよね。
壁紙の上から直接塗ることができ、小さなカビにも効果的です。
効果としては、カビの繁殖を抑えるだけでなく、
ハウスダストを軽減し、ホルムアルデヒドを吸収してくれます。
ほかにも、臭いを防止してくれたり、
カビの原因となる結露にも効果的です。
自分でペンキを塗ったことがないと不安な方も、
ハケやローラーなどが入っているペイントセットがあれば、
すぐに作業することができますよ。
引っ越してきた時にできる壁紙のカビ対策…コーティング剤のカビ取り侍!
カビは一度繁殖すると、除去してもまた発生しやすいです。
できればカビが生える前に、カビ対策をしておきたいものですね。
まさに、新居に引っ越してきて、壁紙がキレイな状態のときが、
カビ対策のチャンスといえます!
引っ越したばかりで、カビが生える前の状態のうちに、
カビ予防をしておくことをおすすめします。
そこで、オススメなのが『防カビ侍アルコールタイプ』です。
こちら、使い方は簡単で壁にスプレーして乾かすだけで、
防カビコーティングになる、という優れた製品です。
約6ヶ月~最長で3年間もカビの発生を防いでくれます。
なぜ壁紙のカビ予防ができるのかといいますと、
スプレーすることで、目には見えない壁の細かい空洞まで、
ガッチリとコーティングされることにより、
カビが生えにくい環境にすることができます。
細かい空洞がコーティングされることによって、
カビの餌となる汚れも入ってこないので、
カビは生息不可能となるんですよ。
綺麗な状態の壁紙に使用することが推奨されますので、
ホコリやゴミがないか確認してからスプレーしてくださいね。
また、使用する前に壁が乾いた状態にしておいてください。
壁紙だけでなく、押し入れやクローゼットなどにも使用できます。
カビが生えやすい場所にあらかじめスプレーしておくと、
防カビ予防になりますよ。
引っ越しした際にはぜひ、防カビ予防をしてキレイな壁紙を保ちましょう。
壁紙のカビ予防にミョウバン水!薄めて噴霧して制菌と消臭効果を!
壁紙にカビが生える前に、対策するとことも重要になってきますね。
カビが生えてから除去するのは大変ですし、
なんといっても予防しておくと後がラクですからね!
ではほかに壁紙のカビ予防対策は、どんなものがあるのでしょうか。
『ミョウバン水』もカビ予防に効果的です。
ミョウバンはよく漬物を作る際に使用されています。
ナスの色落ちを防ぐために効果的なんですね。
そんなミョウバンを使って、
壁紙のカビ予防ができるなんて不思議なものです。
実はミョウバンには消臭や脱臭効果もあり、
カビ予防にも優れています。
ミョウバン水の作り方をご紹介しますね。
用意するもの
・ミョウバン30g
・1Lのペットボトル1本
・水
①ペットボトルにミョウバンを入れます。
②水を満杯近くまで入れます。
③蓋をしてよく振ります。
④そのまま1~2日ほど放置して、液が透明になったらOKです。
ミョウバン水は壁紙にスプレーして使います。
スプレーすることによって、除菌や消臭効果があり、
カビ予防にも繋がります。
健康にも害はないので、安心して使えますよ。
壁紙のカビに漂白剤は効くが…きれいにふき取り別の予防剤の塗布を!
黒く染まった壁紙のカビは、漂白剤で落とすことは可能です。
漂白剤を使用することで、色素が抜けて、
黒カビの汚れが落とされ、真っ白になるでしょう。
殺菌の効果もありますが、どちらかというと、
色素を落とす効果の方が強めです。
ハイターなどの塩素系漂白剤を使用する場合は、
漂白剤をぞうきんに付けて拭き取ります。
奥まで入り込んでいるカビの菌にも届くように、
少し時間を置いてから、きれいに水拭きします。
ポイントは漂白剤を使用した後に、
しっかりと水拭きして汚れを落とすことです。
濡れたままではまたカビが生える原因になってしまうので、
空拭きも必要です。
その後、予防剤としてエタノールを仕上げにスプレーしましょう。
エタノールは殺菌力が高いため、カビの菌を死滅させると共に、
再びカビが生えないように予防剤にもなります。
予防をしておくことで、壁紙の新たなカビの発生を防ぐことができます。
洗面所の壁紙カビ防止のコツは定期的な掃除!水垢・汚れは放置しない!
湿気が溜まりやすい場所として、お風呂場に最も近い洗面所も、
壁紙にカビが生えやすい場所です。
洗面所は、歯磨きや洗顔などで毎日水を使う場所ですよね。
なかでも洗面台はすぐに水垢で汚れてしまいます。
そのため、周囲の壁紙も汚れているんですよ。
そんな洗面所の壁紙のカビ防止のコツですが、
定期的に掃除をすることです!
洗面台の使用中には、意外と水が周囲に飛び散っているんです。
水だけでなく、歯磨き粉や洗顔フォーム、石けんカスなども飛び散り、
壁紙や床も密かに汚れているというわけです。
洗面台の鏡は汚れが付くと分かりやすいですが、
壁紙って意外と気付かなかったりします。
ほかにも、お風呂場での湿気がダイレクトに影響するのが洗面所です。
湿気によって壁紙がはがれてくる場合もあります。
このように、洗面所はカビが大好きな餌がたくさんある環境です。
そのため壁紙にカビが生えやすい場所なんです。
このような理由から、洗面所は定期的な掃除をし、
汚れや水垢を残さないようにすることが最も大切です。
洗面台はもちろんのこと、周辺の壁に汚れが飛び散っていたら、
すぐに拭くことを心掛けましょう。
お風呂場の換気扇を回したり、窓を開けるなどして、
換気することも大切です。
掃除後にエタノールをスプレーすることで、
壁紙が殺菌され、カビ防止にもなり効果的ですよ。
カビを生えさせないためにも、面倒だと思わずに、
日頃から壁紙も一緒に掃除しておきましょう。
壁紙カビ…斑点状に広がるシミもカビ?カビホワイトは吹き付けるだけ!
壁紙に繁殖するカビは、黒カビだけではありません。
茶色いカビや、ポツポツと斑点状に広がっているシミも、
実はカビだった、という場合があります。
黒カビは目立つので分かりやすいですが、
茶色のポツポツとしたシミのようなカビは、
一見カビだと分かりづらいですよね。
そんな壁紙のカビには、『カビホワイト』がおすすめです。
カビホワイトは、スプレータイプのカビ除去剤や、
カビ防止剤があります。
カビ除去スプレーは、カビに直接吹き付けて30分ほど放置します。
その後、雑巾で除去しやすくなったカビ汚れを拭き取り終了です。
カビの発生を更に予防したいという方は、
カビホワイトカビ防止スプレーを吹きかけてください。
最長で3年もカビを防止してくれます。
カビホワイトは、カビの胞子だけでなく、
菌糸まで分解する強力な力を持っています。
確実にカビの元を断ってくれるというわけです。
水拭きをすることで、カビの死骸を残さず、
次のカビの発生を防ぐ効果もあります。
壁紙に気になるシミを見つけたら、
さっとカビホワイトをスプレーしてみてください。
小さなカビの繁殖なら、あっという間に除去できますよ!
一度で落ちない頑固なカビも、
落ちるまで数回スプレーすることによって、
落とすことが可能になります。
カビを見つけたら繁殖する前にすぐに落とすことが、
カビ対策にも有効的です。
賃貸の壁紙カビ掃除には次亜塩素酸が超強力!除湿器で予防しよう!
賃貸物件に住んでいた場合、色々と制約がありますよね。
部屋を汚したり破損してしまったりすると、
退去するときに、予想外のお金が発生してしまうことも考えられます。
では賃貸の壁紙にカビが生えてしまった場合、
どうやって掃除をしたらいいのでしょうか。
そこでオススメなのが『次亜塩素酸』を使った洗剤です。
これは、次亜塩素酸ナトリウムを、水と塩化ナトリウム(食塩)で、
電気分解し発生させた除菌消臭剤です。
除菌といえばアルコールのイメージがありますが、
アルコールやエタノールを一切含まず、肌に優しい弱酸性です。
赤ちゃんやお年寄りにも安心して使える成分なんですよ。
賃貸の壁紙に、漂白効果の強い洗剤を使用するのは怖いですよね。
色落ちも心配です。
賃貸の場合、壁紙にカビが生えてしまったら、
掃除するのも一苦労です。
そのため、事前に予防することが重要ですね。
特にカビが生えやすい、洗面所や日の当たらない北側の部屋は、
気を付けなければなりません。
そこでカビ予防のオススメが、除湿器です。
ジメジメとした梅雨や夏、湿気が溜まりやすい場所に、
除湿器を置いて極力湿気が出ないようにしましょう。
こうしてカビ対策をしておくことで、
壁紙の掃除もぐっとラクになりますよ。
壁紙はがれ補修したいがカビが原因かも…直す前に断熱性不足か確認!
壁紙がはがれてくることってありますよね。
そんな時はすぐに補修をしたいところですが、
カビが原因ではがれた場合もあります。
そういった場合は壁紙だけを補修してもいいのでしょうか。
もし、カビが原因で壁紙がはがれてきた場合は、
壁紙だけでなく、その奥にある断熱材にも影響が出ているかもしれません。
補修する前に、断熱性が不足していないか確認してみましょう。
断熱材にまでカビが侵食しているとなると、
壁紙を補修しただけでは、カビの繁殖は抑えられません。
壁紙を張り替えても、再びカビが発生してくることでしょう。
しかし、断熱材に関してはプロに任せるしかありません。
壁紙を張り替える際に不安に感じたら、
専門の業者に相談し、一度きちんと確認してもらいましょう。
まとめ
壁紙にカビが生える前に、防カビ対策をすることが大切です。
オススメのペンキは『シェルペイント』です。
自然由来成分で安心して使えます。
引っ越しの際は、綺麗な壁紙のうちに防カビをしましょう。
アルコールタイプのコーティング剤、
『防カビ侍』が効果アリですよ。
安心成分の『ミョウバン水』をスプレーしても、
防カビ効果アリです!
漂白剤を使用後は、水拭き+空拭きで綺麗に拭き取り、
仕上げにエタノールで防カビ対策を!
湿気が溜まりやすい洗面所の壁紙のカビ防止には、
定期的な掃除が大切です。
斑点状にできたカビを見つけたら、
『カビホワイト』をスプレーして除去しちゃいましょう。
賃貸の壁紙カビ対策には、
『次亜塩素酸』の優しい洗剤がおすすめです。
気になる場所には除湿器でカビ予防をしましょう。
壁紙がはがれたら、補修をする前に断熱材も確認をしてください。
不安なら専門の業者に一度ご相談を。
壁紙のカビは生える前にしっかり予防することが大切です!