面倒くさいなー、と思うお風呂掃除ですが、
そのままにしておくとカビやぬめり汚れが心配ですよね。
お風呂は家の中でも湿気が最も多い場所なので、
カビやぬめりも発生しやすいといえます。
掃除したばっかりだというのに、
床や壁が所々ピンク色に変色していませんか。
この『ピンクカビ』と呼ばれる汚れ、
見つけたら早めに汚れを落としてしまいましょう。
ピンクカビの落とし方には『エタノール』が効果的です!
ピンクカビの落とし方は簡単です。
まず、ピンクカビにエタノールをスプレーします。
その時に、キッチンペーパーなどで押さえるようにスプレーすると、
汚れに浸透しやすくなります。
1分ほど放置してから、
ブラシやスポンジで汚れをこすって落としていきます。
汚れを落とす際に再びスプレーすると効果的です。
汚れが落ちたら水で洗い流しましょう。
洗い流したら乾いたタオルなどで水分を拭き取り、
乾燥させて終了です。
乾燥させることでカビの発生を防ぐことができます。
ちなみにこのエタノールは、
ドラックストアで購入することができます。
少し水で薄めて使うと効果的ですよ。
殺菌効果や消毒効果もあります。
そんなわけでピンクカビの汚れにも効果的です。
これで嫌な汚れも落ち、殺菌消毒効果も発揮され、
綺麗サッパリとしたお風呂になりますよ!
お風呂のピンクカビに洗剤は効く?強力カビハイターやカビキラーで!
気になるお風呂のピンクカビですが、
ほかにはどんな洗剤が効果的なのでしょうか。
ピンクカビは比較的落ちやすい汚れなので、
普段使っているようなお風呂用の中性洗剤を使用しても、
もちろん効果があります。
お風呂用の中性洗剤をスプレーしてから、
スポンジやブラシでこすっても、汚れは落ちます。
しかし、さらに強力なカビハイターやカビキラーを使用すると、
よりいっそう効果が高まりますよ。
カビハイターやカビキラーって、
黒カビなど強力なカビ落としのイメージがありますよね。
お風呂掃除には欠かせない塩素系強力洗剤です。
ピンクカビも簡単に落としてくれます。
中性洗剤で落ちなかったピンクカビの汚れも、
塩素系強力洗剤をスプレーすることによって、
それは簡単に落ちます。
むしろカビハイターやカビキラーを使用した方が、
早く汚れを落とせます。
気になる部分にスプレーして、約20~30分放置しましょう。
その後シャワーでしっかりと洗い流します。
流した後は乾いたタオルなどで水分を拭き取り、
浴室をしっかりと乾燥させましょう。
短時間でピンクカビの汚れが落ちて、
綺麗なお風呂に生まれ変わりますよ!
このような強力洗剤は汚れを落とすだけでなく、
洗剤がカビの根まで浸透するので、カビの予防もできます。
塩素系の強力洗剤を使用する際には、ゴム手袋やマスクを使用し、
必ず換気をしながら掃除してくださいね。
お風呂のピンクカビには普通の掃除とエタノール噴霧・乾燥が大事!
ピンクカビはお風呂のジメジメとした場所に発生しやすいです。
床の水分が残りやすい箇所や、シャンプーなどのボトルの裏、ゴムパッキンなど、
ありとあらゆる湿気が溜まりやすい場所に発生していませんか。
しかも、お風呂掃除を欠かさずしているというのに、
頻繁に発生する厄介なピンクカビですが、
掃除のポイントがあるんですよ。
まず普段通りお風呂掃除をします。
中性洗剤はスプレーしてスポンジでこすって洗い、
シャワーで洗い流すといった感じですね。
強力洗剤の場合は先ほどもお話ししたように、
スプレーして時間を置いてから、
シャワーで十分に洗い流すといった感じです。
ポイントはその後になります。
一通りお風呂掃除をし終わってから仕上げとして、
ピンクカビが生えていた場所や生えやすい場所に、
エタノールを噴霧します。
エタノールはアルコール成分が入っているので、
スプレーしても乾燥しやすいです。
そのため、噴霧する際にキッチンペーパーなどで押さえると、
浸透しやすくより効果的です。
最後にシャワーで流し水分を拭き取って、乾燥させましょう。
乾燥も大事なポイントになります。
お風呂ピンクカビ防止に水気を残さないこと!生えやすい所だけでも!
嫌なお風呂汚れのピンクカビですが、
汚れの落とし方はさまざまあるということが分かりました。
しかしそれらを発生しないように防止できたら、
面倒なお風呂掃除もどんなに楽でしょう。
ではどうすればピンクカビを防止することができるのでしょうか。
それは最も単純な解決策は、水気を残さないことです。
水分が残りやすい場所を作ることがNGで、
できるだけお風呂場の水気を抑えることが大切です。
お風呂掃除をした後も、普段お風呂に入った後も、
換気は忘れずにしっかりとしましょう。
そして最後に必ず、乾いたタオルで水気を拭き取ること、
これ大事なポイントですよ!
お風呂上りも掃除した後も、換気扇だけ回して終わり、
という方が多いと思います。
全部拭き取るのが面倒という場合は、
ピンクカビが生えやすい所だけでも、水気を拭き取るようにしましょう。
お風呂掃除のこのひと手間が効果的なので、
ぜひ行ってみてください。
ピンクカビの原因は酵母菌ロドトルラ…石けんカスが好物なので注意!
このヌルヌルとしたお風呂のピンクカビ、単なる水垢ではないので、
放っておくとどんどん増えてしまいます。
では一体何が原因で発生するのでしょう。
ピンクカビの原因は酵母菌の『ロドトルラ』です。
初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
カビ菌が原因かと思われそうですが、
酵母菌の一種がピンクカビの正体だなんて、意外な気もします。
普段空気中を漂っている菌ですが、
湿気のある場所を好むため、お風呂場に多く潜んでいます。
そんなロドトルラの大好物は石けんカスです。
そのためボディソープやシャンプーなど、
石けんカスが溜まりやすい浴室で多く発生してしまうといえます。
特に排水溝や床の隅に、石けんカスは溜まりやすいですよね。
まず日頃からしっかりと洗い流すように心掛けましょう。
そしてこのロドトルラは繁殖力がとても強く、
黒カビよりもずっと早いスピードで繁殖していきます。
そんな感じで、気付けばピンクカビが発生していたりするのですね。
すぐに姿を現すとは、なかなか手ごわい酵母菌です。
石けんカスのほかに、水分と皮脂も原因とされています。
まさにお風呂場はロドトルラが住みやすい環境なんですね。
掃除して綺麗に洗い流したつもりでも、
目には見えない菌が残っている場合があります。
そのような場合、またすぐにピンクカビが発生してしまうのです。
菌までしっかりと取り除くことが大切なんですね。
ピンクカビ予防にクエン酸?石鹸カスや水垢などアルカリ性の汚れに!
そんなお風呂のピンクカビ、お掃除方法はさまざまです。
ピンクカビの予防として、『クエン酸』が効果があります。
お風呂の床には水垢や石けんカスや皮脂など、
沢山の汚れが付着しています。
見た目は綺麗でも、目に見えない汚れってあるんですよ。
ピンクカビの原因とされる石けんカスや水垢は、
アルカリ性の汚れに分類されます。
そんなアルカリ性の汚れには、酸性であるクエン酸がピッタリです。
ドラッグストアや100円ショップなどで購入することができますよ。
ぬるま湯で薄めて、スプレーボトルに入れて使うと便利です。
水垢汚れに強いので、気になる箇所にスプレーしてください。
スプレーして時間を10~20分ほど置いてから、
ブラシなどでこすって、最後にシャワーで汚れを洗い流します。
床も綺麗になること間違いなしですが、
蛇口やシャワーヘッドなんかもピカピカになりますよ。
重曹と一緒に使うことでよりいっそう、
お掃除効果が発揮できます。
ほかにも消臭効果や抗菌効果が得られることは嬉しいですね。
強めの塩素系洗剤を使うことに抵抗がある方にもぜひおすすめです。
ただし、大理石に使用することはNGです。
人工大理石や鉄にも注意し、
使用する際にはメーカーに確認してみてください。
塩素系洗剤と混ぜて使用しないように注意してくださいね。
有害ガスが発生してしまいます。
ピンクカビはエタノールで死滅させられる!45℃以上のお湯も効く!
しつこいお風呂の汚れのピンクカビ、
さまざまなお掃除方法が分かってきました。
しかし、完全に汚れを落とさなければ、
ふと気付いたときに床がピンク色になっていることも…。
なぜそんなに頻繁にピンクカビが発生してしまうのか、
それは目に見えないロドトルラ菌がまだ生き残っているからです。
完全に死滅させるには、エタノールを使用することです。
中性洗剤やクエン酸も汚れは落ちますが、
菌を死滅させることは不可能です。
エタノールは殺菌力がとても強く、さまざまな菌に有効です。
水で薄めたエタノールをスプレーすることによって、
殺菌や消毒効果はぐっと高まります。
また、ピンクカビの原因ロドトルラは、熱に弱いとされています。
入浴後やお掃除後は45℃以上のお湯で、
さっと浴室を洗い流してしまいましょう。
こうすることによって、ピンクカビを予防することができます。
最後はタオルで拭いて水気を取り、よく換気してくださいね。
ピンクカビには重曹かセスキ炭酸ソーダ?皮脂汚れなど酸性の汚れに!
水垢や石けんカスが原因のピンクカビには、
クエン酸が効果的とご紹介しましたが、
次は皮脂汚れに効果的な洗剤をお伝えしていきます。
皮脂汚れに強い洗剤は、『重曹』と『セスキ炭酸ソーダ』です。
どちらもドラッグストアなどで購入することができます。
重曹は弱アルカリ性、
セスキ炭酸ソーダは重曹より少し強めのアルカリ性です。
この二つは油汚れに強いので、
浴室に付着した皮脂汚れにも効果があります。
重曹は床にそのまま振りかけて、ブラシでこすって掃除したり、
鏡の縁や蛇口の縁にこびり付いた、頑固な皮脂汚れ掃除に向いています。
ザラザラとした重曹が、
床などに付着した皮脂が原因のピンクカビを落としてくれますよ。
セスキ炭酸ソーダは、スプレーボトルに入れ、
水で薄めてスプレーして使用する方法がベストです。
気になる汚れにスプレーして10分ほど置き、
ブラシなどでこすって汚れを洗い流しましょう。
この二つの洗剤はアルカリ性なので、
皮脂など酸性の汚れを落とすことに優れています。
水垢や石けんカスなどの汚れに強い、
クエン酸と組み合わせて使うとより効果的です。
まとめ
お風呂の汚れのピンクカビって本当に嫌ですよね。
そんなピンクカビにはエタノールが効果的です。
カビキラーなどの塩素系強力洗剤でも、ピンクカビは落とせます。
簡単かつ効果的なので、忙しい方には特におすすめですよ!
お風呂掃除して、ピンクカビを落とした仕上げには、
エタノールで殺菌予防をしましょう。
最後はしっかりと水分を拭き取り、
浴室を乾燥させることが効果的です。
ピンクカビ発生個所だけ拭き取りでもOKです。
ピンクカビの原因は『ロドトルラ』という、
石けんカスが好きな酵母菌の一種です。
水垢や石けんカスのアルカリ性の汚れには、クエン酸が効果的です。
皮脂汚れなど酸性の汚れには、
重曹とセスキ炭酸ソーダが効果的ですよ。
しつこいピンクカビの死滅にはエタノールです!
45℃以上のお湯をかけてもOKです!
洗剤を組み合わせてみるなど一工夫すると、
ピンクカビ掃除と予防にいっそう効果的です。
こまめに掃除して綺麗な浴室をキープしましょう!