赤ちゃんが離乳食を食べられるようになると、
ママは日々の離乳食作りが始まります。
家事や育児に仕事など、ママは忙しい日々を送っていますよね。
そんな時に便利なのが離乳食に使う食材の冷凍保存です。
時間に余裕がある時に、まとめて食材を冷凍保存しておけば、
離乳食を作る時間も短縮できますよね。
しかし、冷凍したら食材の食感が変わってしまうのではと、
心配されるママも多いようです。
そこで、解凍しても食感が変わらない、
冷凍保存のコツをお伝えしていきたいと思います。
新鮮なうちに保存する
なるべく食材の鮮度がいい状態で保存しましょう。
味・栄養価共に高い状態で保存することが基本です。
食材を冷ます
加熱した食材を熱いまま冷凍してしまうと、
味が落ちてしまいます。
粗熱を取ってから冷凍庫に入れましょう。
空気を入れない
密封して空気を入れないことが味を保てるポイントです。
フリーザーバッグや密封容器に入れて保存しましょう。
1週間を目安に使い切る
冷凍して時間が経つと鮮度も味も落ちてきます。
1週間を目安に使い切るようにしましょう。
小分け冷凍
大量に解凍して余ってしまっても再冷凍はNGです。
味が落ちるだけでなく、雑菌も繁殖しやすいんですよ。
そのため、おすすめは小分けして冷凍しておくことです。
離乳食に栄養満点のサーモン!週末買って冷凍しても平日美味しい秘密!
サーモンはご飯のお供にピッタリのお魚ですよね。
焼いてもお刺身でも美味しく食べられます。
DHAやビタミン類など、栄養満点のサーモンは、
赤ちゃんの離乳食にも食べさせたいとお考えのママも多いはず。
週末買って冷凍保存しておいてもいいですね。
冷凍しておけば、忙しい平日も簡単に離乳食の準備ができます。
サーモンが美味しく食べられる冷凍の仕方、
解凍の仕方についてお伝えしていきますね。
サーモンは白身魚に分類されますが、脂肪分が多めなので、
離乳食中期頃からOKとされています。
サーモンの切り身一切れ分で、6食分くらいの離乳食が作れますよ。
冷凍保存方法
<材料>
・サーモン切り身(無塩のもの)…1枚
<手順>
①サーモンの骨と皮を処理します。
※処理済みのサーモンを購入すると簡単ですよ。
②鍋にお湯を沸かして、沸騰したら約5分茹でます。
中までしっかり火を通しましょう。
茹で汁は残しておきます。
③火が通ったら取り出し、皮や骨、
血合いなどをもう一度チェックして取り除き、
フォークで潰します。
④フレーク状になったら、フリージングトレイなどに入れ、
ゆで汁を約半分の位置まで注ぎ冷凍します。
解凍方法
解凍方法は電子レンジで温めるだけと簡単です。
500Wの電子レンジでフリージングトレイ1個分、約1分温めます。
解凍できてなかったら、時間を調整しながら再加熱してください。
解凍したサーモンはフレーク状になっているので、
色々な離乳食レシピに使えます。
そのままおかゆにかけることはもちろん、野菜ペーストと混ぜたり、
パンがゆに入れたりと、工夫して使ってみてくださいね。
離乳食に卵はいつから食べられる!?少量を冷凍保存する方法とオススメ容器!
卵はタンパク質のほかにもビタミン類などが含まれているので、
栄養価が高い食材の一つです。
そんな卵は離乳食でいつから食べられるのか、
気になっているママも多いようですね。
卵は三大アレルゲンの一つで、アレルギー反応が出やすい食材なので、
早くから食べさせるのを戸惑うかもしれませんね。
いつから食べてもOKなのかということですが、卵黄のみであれば、
離乳食初期~中期から、少しずつ食べてもいいとされています。
アレルギーが心配であれば、ごく少量から、
赤ちゃんの様子を見ながら始めてもいいでしょう。
離乳食に使う卵もまた、冷凍保存しておけば、
忙しい時にもとても便利ですよ!
卵の冷凍保存方法と、オススメ容器についてお伝えしていきますね。
卵黄の冷凍保存
この投稿をInstagramで見る
<材料>
・卵…1個分
<手順>
①鍋に水と卵を入れ沸騰させます。
沸騰後約15分茹で、固めの茹で卵を作ります。
②茹でたら冷水で冷やし、殻をむきます。
③卵を半分にカットして、黄身を取り出し、
裏ごししたら完成です。
冷凍保存するときは少量ずつ保存できる、
フタ付きの小分け容器がオススメです。
Richell わけわけフリージング ブロックトレー15
1ブロック15mlで12ブロック小分冷凍可能な容器です。
1個ずつ取り出すことができて、電子レンジもOKな、
離乳食作りにとっても便利なフタ付き容器ですよ!
離乳食に使う豆腐も冷凍できる!解凍しても美味しく食べれるコツ!
タンパク質やビタミン類など栄養満点の豆腐は、
離乳食にも便利な食材です。
冷凍も可能なので忙しいママには助かりますね。
解凍しても美味しく食べれるコツをお伝えしていきますね。
豆腐はすり潰したり、他の食材と混ぜた状態で冷凍保存するのがおすすめです。
そうすることで解凍後の食感も違和感なく、美味しく食べられますよ!
豆腐を使った冷凍可能な、おすすめ離乳食レシピをご紹介しますね。
【豆腐の白あえ】 ※離乳食中期~
<材料> ※一食分
・豆腐小さじ…1
・にんじん…小さじ1
・大根…小さじ1
・かつお節…ひとつまみ
・水…大さじ1
<手順>
①豆腐、にんじん、大根を赤ちゃんの一口サイズにカットします。
②かつお節・水と一緒にカットした材料を煮詰めます。
③汁気が無くなるまで煮詰めたら完成です。
冷凍する場合は少し多めに作って、
小分けの保存容器に入れて保存しましょう。
我が子も離乳食で木綿豆腐デビュー!少しずつ食べるから余ったら冷凍保存!
きめが細かく柔らかい絹ごし豆腐と、
濃厚な味わいで崩れにくい木綿豆腐、どちらも美味しいですよね。
少し固めの木綿豆腐も離乳食初期から食べられますが、
木綿豆腐デビューは、柔らかい絹ごし豆腐に慣れてからがおすすめです。
そして赤ちゃんは大人のようにたくさんの量が食べられないので、
余ったら先ほどお伝えしたように、冷凍保存も可能です。
シンプルなペースト状で保存もできます。
木綿豆腐をレンジやお湯に入れて加熱後、
月齢に合わせた形状に潰し、小分け容器に入れて冷凍するだけと、
保存方法も簡単です。
しかし、豆腐を冷凍した場合、食感が変わってしまいます。
パサパサ、ボソボソになり、豆腐本来の滑らかな食感が失われてしまいます。
凍らせても栄養価は変わりませんが、食感が変わってしまうと、
あまり美味しく感じられませんよね。
なので、先ほどもお伝えしたように、できれば他の食材と混ぜ、
調理してから冷凍するのがオススメです。
そこで、木綿豆腐を使った離乳食にオススメレシピをご紹介しますね。
【豆腐ハンバーグ】 ※離乳食中期
この投稿をInstagramで見る
<材料>
・木綿豆腐…80g
・鶏ひき肉…50g
・片栗粉…大さじ1
<作り方>
①材料を全て混ぜ合わせ、一口大に形を整えます。
②フライパンを熱して片面焼き色が付くまで焼きます。
③焼き目が付いたらひっくり返し、少量の水を加えてフタをし、
蒸し焼きにします。
④フタを開けてみて、水分が飛んだら焼き色を付けて完成です。
冷凍する時はラップに包み、フリーザーバックに入れて保存するのがおすすめです。
家計に優しい!離乳食にももやしは使える!まとめ買いして冷凍保存!
シャキシャキしてどんな料理にも合うもやしは、
日頃からご家庭で使われている食材の一つでしょう。
ビタミンや食物繊維など、栄養もしっかり含まれているんですよ。
ママにとっては家計に優しい点も嬉しいポイントですよね。
まとめ買いして冷凍保存しておけば、
忙しい日の離乳食作りにも助かりますよ!
もやしは離乳食中期の後半頃から使用できます。
茹でても繊維は残るので、歯茎で潰せるようになる、
8ヶ月頃からがいいと考えられているためです。
もやしは冷蔵すると期限が短いので、
保存するなら冷凍がベストといわれています。
生のままでも冷凍はできますが、解凍後に水分が出て、
あまり美味しいとはいえないようです。
ですので、もやしを冷凍保存するなら加熱してからがオススメです。
冷凍方法も簡単ですので、まとめ買いしたら早速チャレンジしてみてください。
離乳食に使うもやしの冷凍方法
①もやしのひげ根と豆の部分を取り除きます。
②赤ちゃんが食べやすいサイズに刻み、ラップでくるんでから、
電子レンジ600Wで約1分加熱します。
③加熱後はキッチンペーパーなどにくるみ、水気を切ります。
④水気が切れたらジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。
⑤冷凍後の固まったもやしは適当な大きさに割って小分けすれば、
少量ずつ使えて便利ですよ!
離乳食に使う時はとろみをつけると、
赤ちゃんが食べやすくなるでしょう。
離乳食中のヨーグルト!まとめて食べられないから冷凍!解凍しても美味しいコツ!
ヨーグルトはタンパク質やカルシウムなどが含まれ、
消化や吸収もいいので、子どもから年配の方まで、
幅広い層で人気がある食品です。
離乳食でもヨーグルトを取り入れているご家庭は多いかと思います。
ヨーグルトは離乳食中期頃から食べられますが、
市販品では初期頃からOKとされているものもあります。
赤ちゃんも食べやすいので、ついつい与えすぎないように注意したいものです。
ヨーグルトを開けても、赤ちゃんは一度にまとめて食べることはできません。
そのため、余ったら冷凍保存しておきましょう。
離乳食用と考えれば、やはり小分けして冷凍ストックしておいた方が使いやすいです。
製氷皿かフタつき小分け容器に入れて、
1個ずつ取り出せるように冷凍するのがオススメです。
解凍の際は自然解凍か、電子レンジで温めてください。
無糖のヨーグルトの場合、解凍後に水と分離してしまいますので、
そのまま食べても美味しくないでしょう。
解凍後に美味しく食べるコツは、
フルーツなど他の食材を混ぜることです。
バナナや桃など甘みのあるフルーツと一緒だと、
赤ちゃんも食べやすくなるでしょう。
フルーツや野菜のペーストと混ぜてヨーグルトソースを作り、
パンケーキなどに掛けて食べるのもいいですね。
外出時も大活躍!離乳食のロールサンドはまとめて買って冷凍保存が鉄則!
ロールサンドは離乳食後期のレシピに大活躍です。
くるくると食パンを巻いて作る可愛いロールサンドは、
赤ちゃんも喜んで食べることでしょう。
ロールサンドはお出かけにも大活躍です。
持ち歩ける離乳食としてオススメです。
ロールサンドには食パンを使いますが、
食パンの保存期間は短いですよね。
そこで、まとめて買って冷凍保存しておくと便利ですよ。
食パンの冷凍保存方法は、1枚ずつラップでくるみ、
ジップロックなどの保存袋に入れておけばOKです。
2~3時間くらいで自然解凍できます。
また、ロールサンドを作って冷凍保存も可能です。
いろんな具材のロールサンドを何本か作り、ラップで巻いてから、
ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍しておけばOKです。
前日の夜に冷蔵庫に移し、朝食や昼食時にカットすれば出来上がりなのでとっても楽ですよ!
このように食パン、もしくはロールサンドは冷凍保存が鉄則ですね。
まとめ
離乳食に使う食材は冷凍保存も可能です。
食材は新鮮なうちに空気を入れずに冷ましてから、
小分け容器に入れて冷凍し、一週間を目安に使い切りましょう。
週末サーモンを買ったら皮と骨を取り加熱して、
フレーク状にしてから小分け保存すれば、
忙しい平日の離乳食も楽ちんですよ!
卵は卵黄なら初期~中期頃から食べられます。
茹でて裏ごしし、フタ付き小分け容器で冷凍すれば便利です。
豆腐はペースト状でも保存できますが、パサついてしまうので、
他の食材と混ぜて調理し、冷凍するのがおすすめです。
もやしはひげ根と豆部分を取り除き、
月齢に合わせたサイズにカットし、加熱してから冷凍しましょう。
ヨーグルトは解凍後、野菜のペーストやフルーツなどと混ぜると食べやすいでしょう。
ロールサンドはまとめ作って冷凍しておくと、
朝食や昼食の準備がとっても楽になります。
ロールサンドに使う食パンも、まとめて買って冷凍しておくと、
いざという時に助かりますよ!